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お金持ちになった後のことを、考えてみましょう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

さて、どうでしょうか?

あなたは自身の富がどんどん増えていけば、
安心と幸福が手に入ると思われますか?

米国の資産運用会社PNCアドバイザーが行った
アメリカの富裕層に対する「調査」によると、
必ずしもそうとは言い切れない面があります。

(以下「Journal Of Financial planning」の記事から引用)

※ この調査の前提条件・・
回答者の60%の人が、
資産100万ドル(約1億1千万円)以上を保有しています。



(ちょっとアンケート結果を覗いてみますと・・)

〇 お金を増やして
以前より幸せになったとする回答者は46%

〇 29%の人は、お金は問題を解決するより
「問題を生んだ」と答えています。

〇 33%の人は、
十分なお金があるかどうか常に不安に思っている。

〇 投資資産が1000万ドルある人のうち19%は、
「リタイア後に希望通りの生活が送れるかどうか」を心配している。
(※ 冗談ではありません・・)



自分に関することだけでなく、
「子ども」にもフォーカスしています。

〇 子どもが「特権」意識を持って
育つことを懸念している人は49%

〇 子どもを甘やかせていると感じている人は44%


これって難しい問題ですね。


spoiled child


たとえば、5歳のときから
「リッツカールトンホテル」に泊まっていると、
『次の』『もっといい滞在先』に泊まるというのが
(おそらく)今後ないわけです。

(そういう意味で、
富裕層の家に生まれた子どもは
かわいそうなのかもしれません・・)


「親」ではなく、
「自分」が切り開いている人生だと、
自負することがきわめて難しくなるわけです。

親御さんが相当意識をして、
「親の富裕」と「子どもの基礎環境」を
分離してあげる工夫が必要になってくるでしょう。



さて、持っていない人間にとって、
持っている者の「悩み」は理解しがたいものですが、
お金持ちの人ほど、実は臆病なのかもしれません。

わたしのつたない経験で申し上げると、

富裕層の人にとっていちばんつらいのは、
「素の自分」を見てくれているという
実感の欠如なのだと思います。

「もしかすると、この人は
自分ではなく「自分の富」を見て、
わたしに笑顔を見せているのでは・・」


この潜在的な疑念はなかなか払拭できません。


また、
生涯使ってもあり余る資産があると、

「人生の目的」や「人生を訴求する」という、
ヒトが生きる上での根源的な意欲が
そがれてしまう可能性も出てきます。



ユダヤの格言に、
以下のようなものがあります。

お金は、無慈悲な主人だが、
有益な召使いにもなる。



お金がたくさんあり過ぎることで
逆にお金に囚われ、

お金が「無慈悲な主人」となって
あなたに君臨し、
あなたを苦しめることもあり得るわけです・・。


dont-have-to-worry-about-money-anymore-sm.jpg


・・が、いっぽうで、


自分が「主人公」となって
お金を有能な召使いのごとく操り、

ビジネスを興したり、
それを拡大させて、
人と人を結び付けたりすることに
情熱を燃やす人もいます。

これら事業家は
会社の株式の価値だけで
100億円、1000億円という
富を得る人もいますが・・、

お金に囚われていることは
おそらくないでしょう。


仮に100億円の資産があると、
この先40年を掛けても

年に「2億5千万円」ずつ、
コンスタントに使わないとゼロにはなりません。

(まさにある種の才能が必要(^^;

その事業家に、
「どうしてそんなに必死に
ビジネスに打ち込むのですか?」
と聞いた際に、

「お金のためです」とは答えないでしょう(笑)



business_crowdfunding.png


もはやこれらの人々にとって
お金は自分の仕事を評価してくれる「媒体」であり、
自身の事業をより深く行うための「道具」なのです。

ある意味、彼/彼女にとっては、
お金はすでに
【社会的な財】となっているのです・・。

あなたもぜひ、
お金持ちになった後のことを、考えてみましょう。



あなたにとってお金は、
無慈悲な主人になりそうですか?
それとも、有益な召使いになりそうですか?

じっくり考えてください。
時間は十分にありますので・・。

それに、考えること自体に
お金はかかりません・・(笑)

あ




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