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第1回『お客様からの質問コーナー』(個人向け国債10年物がちょっと分かりにくい?)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

えー突然なのですが・・、

今日から定期的に
当オフィスのお客様から頂戴した
さまざまな『ご質問』に回答してまいります!

第1回! 
石嶺 大介さん(仮名)50代 兵庫県



昨年夏、カウンセリングの際に、
安全資産として個人向け国債を紹介していただきました。

お試しの意味もあり、
今年の4月に初めて
「個人向け国債10年もの」を購入しました。
(SBI証券にて)

今、ちょっとした疑問を感じています。


なるほど・・。

では、お伺いしてまいりましょう。


〇 利息はいつどのように入るのか?


「利息」は半年ごとに支払われます。

当該国債が4月の募集で、
5月に発行されたものなら、

11月の15日、次は翌年5月の15日に
「利息」が支払われるはずです。
(半年ごと年2回。)


〇 その利率はいくらなのか?


残念ながら・・今は
最低金利保証の0.05%(年率)です(-_-;)

石嶺さん、何しろ現在、
通常の国債(10年物)の利回りが
マイナスなのです。

(これは長期金利が
マイナスになっているということです)


6月13日時点 各国長期金利

6月13日時点
画像元:ウォール・ストリート・ジャーナル

個人向け国債10年ものの利率は、
しばらく0.05%を這う状況が続くと思われます。


〇 中途解約の場合は、直近2回分の利息の返納が必要?


はい。正確には・・、


index_img_001.jpg


上図のように、
【1年7ヶ月後に中途解約した場合・・】

直近2回分の利息(税引前)相当額の
× 0.79685
差し引かれることになります。

画像元:SMBC日興証券

(ただし、発行から1年間は
原則として中途換金できません。)


また、注意事項として
個人向け国債10年ものは、

通常の国債と違って
『値動き』というものがありません。


??

そもそも個人向け国債は、
財務省が「個人のみ」に
特別に発行している債券であり、

「額面金額」で買って
「額面金額」で償還されるというもの。

(中途で解約する場合も
「額面金額」が返ってきます。)


06.jpg


言い方を換えますと、
通常の国債で起こる、

「金利が下がったら」
「国債の価格が上がる」、

「金利が上がったら」
「国債の価格が下がる」という
価格のアップダウン現象も
生じないわけです・・。


石嶺さん、
個人向け国債10年ものを保有して
期待できるリターンは、
「利息収入(インカム)」のみ、なのです。



では、どうして
石嶺さんに、

安全資産として
個人向け国債10年ものをお勧めしたのか?

それは、
日本の金利状況は文字通りゼロ。
(実質マイナス状況にまで下がっているためです。)

arrow_down_14.jpg

長期の金利が
マイナス3%や5%になるのは
現実的にあり得ないですから、

金利が『変化』することを考えた場合、
その方向性は
「上がっていく」ベクトルしかないわけです。



このような状況下では、
『固定金利』の債券を持つことより、

金利の上昇に追随しやすい
『変動金利型』の債券を持つほうがベターでしょう。

(くれぐれも目先の
0.05%という利率に惑わされないよう・・)

石嶺さん、ご質問ありがとうございました!

あ




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