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20年経ってようやく金融ビッグバンがやって来た?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

カーペンターズの代表曲に
「Yesterday Once More」があります。

イエスタデイ・ワンスモア・・♪ですね(^^)

あの曲の最初の部分って、
おそらくこんな感じだったのでは?

ワタシも若かった頃、
よくラジオを聴いたものだわ。
お気に入りの曲を待ちながら・・。



えー、
お若い皆々さま。

お気に入りの曲を待ちながら・・
の部分が
たいへん重要でありまして。

かつてはホントに、

好きな曲がかかるまで
(ラジオを聴きながら)
じっーーと待っていたわけですw


わたしが小学校5年生くらいの頃は、
ラジオから流れてくる好きな曲をじっと待って、
タイミングに注意しながら、
カセットに曲を録音したものです。

(あっ、カセットって分かりますか?)


カセット

この磁気テープに↑音楽情報を記録。)


このように1曲聴く、というのも
けっこうたいへんだったのです。

このような状況ですから、
レコードにしろ、
カセットにしろ、

好きな歌手の『アルバム』(だいたい10曲入り)
というのは、もう黄金のコンテンツで、

当時としてはかなり高いお値段の
2800円とか3000円を払って、
『アルバム』を買っていたわけです。


でも今は?

今はもう、
レコードもカセットも
(ほぼ)売っていません・・。


音楽を楽しむというマインドは
少しも変わりませんが、

音楽をどのように聴くのかという
フォーマット』は
すっかり様変わりしました。


ChartMastersというサイトには、

1973年からの
フォーマット別の
音楽業界売上高推移が載っています。


音楽産業 変化


すごくないですか?

いちばん左の青が
レコード・カセットです。

橙色がCDなど。
(もうCDもあまり売っていませんね。)

やがて『紫色』が出てきますが
これはダウンロードです。


そして右端の『みどり』は
ストリーミング

今(2018年)現在、
もっとも多いのは『濃いみどり』のほうで、
これは月額料金(サブスクリプション)の世界なのです。

1978年とか1980年で
「10曲」の曲をゲットするのに、
2800円とか3000円を
支払っていた世代からすると、

今は『夢のよう』ですヽ(・∀・)ノ


「で、カンさん。何が言いたいの?」

あっ、はい。

金融、資産運用の世界でも、
音楽に近い「ビッグバン」が
起こりつつあるのです。



山崎 元さんが、
令和時代に「金融の覇者」になるのはどこなのか』という
記事内で

『金融ビジネスの主なプレーヤーは、
案外短期間で大きく入れ替わるのではないだろうか。』


と語られています。

わたしも同感です。

キーワードは「データ」です。


消費者がいつ、どこで何を買って
どういう消費行動を
継続的に取っているのか。

これらを包括的に掌握する事業会社のほうが、
(既存の金融機関より)

中長期的には、
金融サービスにおいて
優位に立てる可能性が高いでしょう。

なぜなら、
消費者の消費活動全般から類推し、
金融サービスのマーケティングを行えるからです。



そんなことを言っていたら・・、

フェイスブックが
2020年から『リブラ』という
通貨を発行することがリリースされました。

世界で20数億人いる、
フェイスブックユーザー同士が、

「メッセンジャー」等を通じて
互いに送金が出来るようになれば、
その影響力は計り知れません。



リブラ


また、決済手段としても
フェイスブックのプラットフォームが
世界的に機能してくれば、

あなたやわたしの口座内で
通貨『リブラ』が滞留し、

そこから
〇 投資信託を購入する・・・
ということも絵空事ではなくなるでしょう。


そういえば、
上記記事内で山崎さんがいみじくも
次のように言われていました。

以下、引用)

例えば「Amazonが
銀行業免許の申請をしたらどうなるか?」
という問が頻繁に聞かれるが、

「Amazon」の部分をグーグル、アップル、
フェイスブックといった企業に変えても
あまり違和感はない。

引用、終わり)



新規に金融サービスに
参入する事業会社の強みは、
ゼロからものごとを構築できる点でしょう。

既存の金融機関は既存のシステム、
人員、既存の店舗が存在するため、
どうしてもスピード感が劣ってしまいます。


DanglingMoney.jpg


それに、
新規に金融サービスに参入する会社(IT)は
低コストを貫けるはずです。

いつ、どこで、
どんな金融サービスに興味を示し、
どのように購入しているのか、

このような「データ」も、
他の分野の販促活動に
生かせたりするためです。


つまり、
「金融サービス単体」で得られる利潤が
低くても、

他の提供サービスと合わせて
『利益率』を見ればよいわけです。



1990年代末に
金融ビッグバン」の掛け声が聞かれましたが、

20年を経てようやく、
その声が「現実」になりつつあります。

それは・・・、
金融の日常生活化 なのです。

既存の銀行、証券、保険各社の優位性は
もろくも崩れ去ってしまうだろうとわたしは思います。

これは私たち消費者にとって良いことなのか?

もちろんYESです!

ここに至ってようやく
金融の世界も
まっとうなサービス業になるわけです。

あ




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