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投資信託、インデックスファンド、そしてETF、どう繋がっているの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「思い、思われ、ふり、ふられ・・。」

どんな対象であれ、
自分にピッタリ合う「商品」に出会うのは
なかなか難しいものです。

運もありますが、
事前の勉強、情報収集も
大切なのかもしれません。

たとえば六月に入って
投資信託」という言葉をはじめて知ったあなた。

おめでとうございます!
方向性は間違っていません・・。



昔から、

投資信託は大金を持っていなくても
「分散投資」ができるツールであり、
庶民の味方の金融商品でした。

投資信託には
プロの「銘柄発掘人」がいます。

この人たちに任せておけば、

「よい株式を、
うまく売り買いして、
それなりの成績を残してくれる。」


あなたは少ない元手でも、
コツコツ投資信託を
買い足していけばよかったわけです。


ところが40数年前、
別のタイプの投資信託が登場しまして、
業界内はちょっとしたパニックになりました。

その投資信託は
「銘柄の発掘」という仕事を
放棄してしまい(!)、

単に「市場全体」を
再現することに努めます・・と
言い出してしまったのです。

(結果、株式市場の平均と
同じような値動きになるだけ。)


これを、
投資信託の中でも
インデックスファンド」と呼んでいます。


14k.jpg


さあ、ここからが
アイロニー(皮肉)です。

銘柄を探さず、
上手に売り買いしようともしない、

ただ「市場全体を持ち続ける」タイプの
投資信託が登場してはじめて、

・・・・

プロの「銘柄発掘人」がいて、

「よい株式を、うまく売り買いし、
それなりの成績を残そうとする」タイプの
投資信託を、

改めて『定義づけ』する必要が
出てきたのです。



ヘンな話ですが、
1976年に「インデックスファンド」なるものが
登場してはじめて、

プロの「銘柄発掘人」が
「よい株式をうまく売り買いし、
それなりの成績を残そうとする」タイプの
投資信託を、

「アクティブファンド」と呼ぶようになったのです。



ということで、

あなたがこれから
投資信託の勉強をする中で、
押さえておくべきポイントが2つあります。

1.40数年前までは、
すべての投資信託は
「アクティブファンド」だったという事実。


2.現在、投資信託には
「ふたつのタイプ」があって、

それは「アクティブファンド」と
「インデックスファンド」であるという事実。

(わたしはインデックスファンドのほうをよりお勧めしますが・・)



あっ、それからもうひとつ。

今後、勉強を続けていくと
ETFという商品名に出くわすかもしれません。

ETFとは「インデックスファンド」が
株式市場に上場した金融商品のこと。


(※ ETFは基本、アクティブファンドではありません)

ETFはもちろん、
投資信託に比べると
新しい部類の金融商品になります。


投資信託 

最初「アクティブファンド」だけ。

↓  ↓
  「インデックスファンド」が生まれる。

↓  ↓  ↓
     「ETF」が生まれる。

という『順番』です。



ではどうして、
ETFは登場したのでしょう。

(インデックスファンドが
上場しただけのモノなのに。)

答えはカンタンで、
そのほうがより「便利」だったからです。


ETF_20150209190703be3.jpg


インデックスファンドは
1日に一度しか「値段」が付きませんが、

ETFなら、
(中身はインデックスファンドと同じですが)

株式市場に上場しているため、
市場が開いている間、

たとえば任天堂の株と同じように
随時「株価」(=ETFの価格)が変動して、
その間売買もできるわけです。


とくに大きなお金を動かす
プロの投資家にとっては、
この「機動性」がETFの大きな魅力となりました。

で、さらに、です。

たとえETFの価格が変動しても、
ETF内部の理論価格から「かい離」しない
特別なしくみを持つため、

それがまた、多くの投資家の
信頼を勝ち取ることとなったのです。

あるいは、
ETFは投資信託と比べると、
販売会社を通す必要がないため、
けいぞくコストを低く抑えることが出来ます。

では、
今月投資信託のことを知ったあなたに
ETFをお勧めするかというと、
答えは「ノー」です。



ETFはクルマにたとえると、
オートマチック車ではなく
ミッション車」なのです。


ミッション


手動で、
自らギアチェンジを行い、
自分が主体となってクルマ(投資)を動かしていく。


そんなイメージです・・。

(※ 翻ってインデックスファンドも、
アクティブファンドもオートマチック車。)


ETFは基本、自分で「価格」を見て
成行か、指値かを選び、
自分で「買い注文」を出す必要があります。

口数単位での売買なので、

金額ベースで
「いくら売りたいか・買いたいか」を
いちいち計算する必要もあります。

(※ ETFが好きな人は、
このような面倒さ、手続きまで踏まえて
「好き」と思えるタイプの人なのです)



また、買う時に「売買手数料」がかかるため、
この点、通常のインデックスファンドと比べると
デメリットといえるでしょう。

(インデックスファンドなら
購入時手数料ゼロで
金額ベースの、自動つみたてが可能です)


ということは・・・?


今月、投資信託と出会われたあなたにとって、

3.ETFは多少マニアックな人のための
道具で、基本考慮する必要はありません。



鳥


いろいろとお話ししましたが、
この記事のタイトルのように、

「投資信託、インデックスファンド、ETF」
単純に名称を並べて比べるのは良くありませんね。


上記の中では投資信託こそが
もっとも間口が広い、
投資の「一やり方」の概念そのものとなります。

(ETFも、投資信託という概念の内に入るのです。)

ですから、
「投資信託」という方向性で行こうと
思われている時点で、

繰り返しになりますが、
あなたは間違ってはいないのです!

あ



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