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日本の株価指数の二極化が起こる?(Japan New Economy Indexについて)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはアウターガイさんの記事で知りました。
新経済連盟が独自の株価指数「新経連株価指数」の算出・公表を開始

「えっ、新経済連盟ってなに?」


と思われる人がいるかもしれません。

旧来の製造業中心の
「経済団体」(経団連)に対抗して、
IT企業を中心に作られた「経済団体」のこと。

代表理事を務めるのが、
楽天の三木谷社長と云えば、
イメージが湧いてくるでしょうか・・?


この新経済連盟ですが、
新たな『株価指数』の算出を始めています。

その名も・・、
「Japan New Economy Index」!


Japan New Economy Index


こちらをご覧いただくと、
毎日「指数」の公表をしているようです。
(算出業務はドイツのSTOXX社に委託しています)


日本語名は「新経連株価指数」ですが、

英語名の
Japan New Economy Index」のほうが
この指数の【狙い】を如実に表していると思います。


要は?

「要は、いつまでもオールドエコノミー中心で
日本の経済を捉えていると、
これからの発展はありませんよ!」
と主張しているわけです。


(Japan New Economy Indexは、
新経連に加盟する525社のうち、

東京証券取引所第1部、第2部、
東証マザーズ、ジャスダックに上場する
96社を対象に加重平均して指数を算出。)


朝日新聞のこちらの記事によると、

Japan New Economy Index(新経連株価指数)は
新経連が発足した2012年6月1日を
起算日としており、

同指数は19年5月末で
当初の約4倍になっています。
(それに対して日経平均株価は約2倍・・)


何やら、違う景色が見えてきます。


私たちのライフが
高齢世代と若年世代に分離され、
それぞれが違う景色を見ているように、

日本経済も、
オールド・エコノミー
ニュー・エコノミーという、
まったく異なる「層」から成っており、

どちらかというと、
オールド・エコノミーが【鍋のフタ】となって、

新進気鋭の斬新なアイデアや試み(トライ)を
押さえつけている面があるのでは・・?と、
わたしなど思ってしまいます。


fuufu.png


・・話は変わります。)


ちょっと昔の話ですが、
2014年の『インデックス投資ナイト』で
ひふみ投信の藤野英人さんが、

次のような主旨のことを言っておられました。

 (日本企業について、)
大きな会社の経営者の質が低い。
そういう会社はパフォーマンスも悪い。

上位100社を除くと、
パフォーマンスが良いのに・・。

ドコモや三菱UFJフィナンシャルグループなどは
株価が激下げしているのに2期4年も会長をやっている。
アメリカなら首になる。

(日本では)アクティブな
ファンドマネージャーが少ないので
お前は首だと退場を命じる人がいない。
だから非効率性が上がってしまう・・。



藤野さんは確かあのとき、

『上位100社を除いた
株価指数があればいいと思っている。』

という主旨の発言をされていました・・。

『株価指数』とは、時代の産物です。



マーケットでうごめくさまざまな企業から成る
「市場平均」を、

どのような観点で、
どれだけ独創的に作り出すか・・。

ここが『指数』(インデックス)の
もっとも面白いところです。


そういう意味で、
わたしは「Japan New Economy Index」に
期待したいです。


20141203191931-5-steps-entrpreneurs-to-stay-course.jpg


そして、新経連株価指数のような物差しが
注目を浴びることで
もっとも刺激を受けるのが、

他ならぬ「日経平均株価」なのでしょう・・。


ただ、一点だけ、注意を。

冒頭の記事では
新経連株価指数について
アウターガイさんが、

算出要領や銘柄毎のウェイトなどについては
開示されておらず、詳細は不明です。


と記しておられます。

指数の算出と管理については、
指数提供会社に委託しているわけですから、
『詳細データ』をぜひとも開示してもらいたいものです。

(そして当該指数との連動を目指すETF、
インデックスファンドの登場を期待します・・)


最後に、
Japan New Economy Index(新経連株価指数)
構成銘柄一覧はこちら(PDFファイル)

日経平均株価の構成銘柄は
こちらです。

ぜんぜん違いますでしょ?)

株価指数もまた、
時代を映す鏡なのです・・。

あ




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