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第5回『お客様からの質問コーナー』(アセットアロケーションってそんなに重要なんですか?)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

当オフィスのお客様から頂戴した
さまざまな『ご質問』に回答していく、
『お客様からの質問コーナー!』

第5回!
原田 喬太郎さま(仮名)50代 神奈川県


【質問!】

カンさんのブログを毎日楽しく読んでおります。
セミナーでもお世話になり、ありがとうございました。

わたしが現在所有している投資信託は10本で、
インデックスファンドが8、
アクティブファンドが2です。

国内株式、国内債券、
外国株式、外国債券を持っていて外国株式が多めです。
(投資信託を始めて2年弱になります。)


元々リスクなどについてはよく理解できておらず、
新興国株式、全世界株式、
8資産均等型のバランスファンドも
持っているうえに、

IFAに勧められたよく分からない
エンダウメントファンドもあります。

4つのアセットとバランスファンドを持っていることから、
すでに適度な「アセットアロケーション」が
出来ているのかもと思っています。

「アセットアロケーション」ってそれほど重要なのでしょうか。



原田さん、文章の端々から
原田さんが『分散』を心掛けておられるのは
こちらにも伝わってきます。

でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみませんか?

異なったアセット(資産)を組み合わせる・・=「分散」
これ、とっても大切です。

が、

異なったアセット(資産)を組み合わせることを、
「アセットアロケーション」と云うのではありません。


原田さんになじむ
「リスクの大きさ」に則って、

異なるアセットを組み合わることを、
「アセットアロケーション」と呼ぶのです。



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資産を『分散』させることは?
投資の前提条件ですね。

でも、それは十分条件ではありません。

(そもそも)投資を行うとは?

ひとりひとりが、
自分に合った「相応のリスク」を取り、
それに見合ったリターンを目指す行為です。


ですよね?)


<自分に見合ったリスクを取って、>
というところがポイントです。


1.自分がどの程度のリスクを負っているかを
知る。


2.そしてその「リスク量」が
自分に合っているかどうかを確認する。


3.もし自分が負うべき「リスク量」と
違いがある場合は、資産配分を変更する。


このようなプロセスがおそらく
必要になると思われます。


まず原田さん、

1.自分がどの程度のリスクを負っているか


ご存知ですか?

いただいた情報の中の
8資産均等型とエンダウメントファンドは
「バランス型のファンド」であり、
すでに各々のファンド内で、

複数のアセットを組み合わせています。

全世界株式も、
株式という資産の中で、
日本株、先進国株、新興国株を保有しています。


では、
運用されているトータル資産の中での
株式と、それ以外の資産の「保有割合」
(時価ベース)を原田さんは言えますでしょうか?


どうですか?)

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あるいは、
運用されているトータル資産の中で、

国内株式、国内債券、
外国株式、外国債券、新興国株式、新興国債券、

国内REIT、外国REITの
それぞれの「保有割合」(時価ベース)を
原田さんは把握されておられますでしょうか?

上記こそが、
原田さんの「現状・アセットアロケーション」です。



仮に、
この組み合わせ比率を知らないまま、
運用を続けておられるとすると、

それは
これから先何キロ走るか知らないまま、
また、長く走ることの「意味合い」や
「リスク」を知らないまま、

マラソンを走り始めてしまっているのと
同じではないでしょうか。

(ちょっと怖いですよね?)


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2.そしてその「リスク量」が
自分に合っているかどうかを確認する。


たとえば、2008年当時、
「株式50:債券50」という資産配分を持つ
バランスファンドでさえ、

以下のように、
マイナス30%以上のパフォーマンスを経験しています。


運用の状況


画像元:
(運用状況)セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

これから先、
最悪の1年に遭遇したとき、
原田さん自身は、運用資産額が
30%以上減ってしまっても
果たして大丈夫でしょうか?

運用資金の投入を続けられますか?


もし仮に「NO」なら、
少なくとも、株式より債券を多めにした
「アセットアロケーション」に変更すべきでしょう・・。


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これは原田さんに限らず、
多くの投資初心者に見られる現象ですが、

「たくさん投資信託を持っている
= より高度に「分散」している。

= だから「安心だ」という心持ちに
なってしまうことが多々あります。

保有する投資信託の本数と、
安心の度合いは「比例」するものではないのです。



まずは
運用されているトータル資産の中で、
株式と、それ以外の資産の
「保有割合」(時価ベース)を算出されるのが急務でしょう。


原田さんになじむ
「リスクの大きさ」に則って、
異なるアセットを組み合わせている状態、

それこそが原田さんにとっての
「アセットアロケーション」ですから、


そこからズレが生じて、
リスクの取り過ぎになったり、
逆に、過小なリスクしか取っていない状況になれば、
どうでしょうか?

居心地が悪くなって当然だと思います。

なので、
元の「アセットアロケーション」に戻してあげる
『リ・バランス』が必要になってくるのです。

原田さん、このたびはご質問ありがとうございました!



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