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インデックス投資ナイト2019!(51歳のおじさんの感想)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日(7月6日)、
渋谷の東京カルチャーカルチャーにて
『インデックス投資ナイト2019』が開催されました。


イ投資ナイト


思い起こせば
第1回インデックス投資ナイト開催は、
2009年1月10日のこと・・(寒かったなぁ。。)

丸10年を経て、
ますますパワーアップしているのは
とても感慨深いですね!


第1部:「インデックス投資の生みの親 John C. Bogle氏追悼」


ジョン・ボーグル氏はまさに信念の人です。

彼は祖父から
いくばくかの遺産を譲り受けるのですが、
世界恐慌で一瞬にしてゼロになってしまいます。

9歳から働き始め、自ら生活費を稼ぎながら、
優秀な成績で学校を卒業します。

そして大学時代、
投資信託の世界が大きく成長することを信じて
それに即した卒論を書いたのだそう(←先見の明ですね!)


無題


わたしがもっとも印象に残ったのは
水瀬ケンイチさんが引用されたボーグルの名言。

投資家は自分がコントロールできるものをコントロールし、
コントロールできないものは諦めるべき。


まさにそう。)

偉大な人の功績は
その方が亡くなったのち、
まるで清水のように世の中に染み渡っていくものです。

そういう意味でボーグル氏の偉業は
まさにこれから「可視化」されていくのだと思います。


第2部:「ブロガー座談会 若手投資ブロガーさん、集まれ!!」


若手ブロガー(個人投資家)の4人が、
それぞれの経験や考え方を
ざっくばらんに語ってくれました。

<登壇者>

シオイ
さん(投資ブロガー)
青井ノボルさん(投資ブロガー)
柴崎シュンスケさん(投資ブロガー)
ザリガニさん(投資ブロガー)

皆さん、主に30代なのですが、
司会は今年51歳のわたくしカンが・・(-_-;)

(それにしても皆さん、すごいコスプレでしたよ。
ザリガニさんはドン・キホーテで買われた
「カニ」になっていましたし(^^)


peterpan_syndrome.png

※ 注 ワタシ↑ではありません。


わたしは、
投資をしているフツーの人の「体験談」って
ある意味、書籍を読むより貴重なことだと思っています。

(なぜなら、等身大の声が詰っているから!)


いちばんビックリしたのは、

シオイさん、青井さん、ザリガニさんが
パートナーとアプリで資産情報を共有されていて
「見える化」を実践されていること!


(この日はわたしを含め登壇者全員が既婚者でした)

これってまさに論より証拠ですね!



たとえば結婚する前に、

「お金については出来るだけ話し合おうね」
と言いながらイチャイチャするよりも、

アプリでサクサク
数字をチェックし合って、
まるで明日の晩ご飯の相談をするように
今月の支出について話ができる。。

素晴らしいことです!

(オジサンは良い意味で
「カルチャーショック」を受けました(^^;)



computer_couple.png


当たり前のことですが、

お金、資産運用に関することも
ご夫婦の中では
「トピック」のひとつなのですから、

お金を(よい意味で)
ツール化できているのはスゴイと感じました。


【余談・・・第2部は実は
登壇者に早めに集まっていただき
「完全リハーサル」を行いました。

質問事項1~6まで順番に
本番のようにリハしたのです。

事前にきちんと自分の意見を話していると、
本番はずいぶん楽になることを、
わたし自身経験していたためです(^^)】


で、司会者としての
わたしの『ラスト・メッセージ』は

マイルドインベスターさん
ツイートで代弁してくださっています。


マイルドインベスターさん

そう、貴方もブログを始めてみませんか?)


第3部:ゲスト座談会 「なぜインデックス投資は広まらないのか?日本のインデックス投資の未来」


メインの第3部は、
山崎元さんと柴山和久さん(ウェルスナビ代表)の
「バトル勃発か」と思いきや、意外とそんなことはなく、

物事の「底辺」(もっとも重要なところ)を
両氏とも的確に指摘されていて印象的でした。



柴山さんいわく、

「どうやったら長期分散投資仲間を
増やしていけるか?
始めてない人にいかに始めてもらえるか、
どうやったら広がるか?」

これがもっとも重要。

(ウェルスナビも)
「規模が大きくなれば手数料は下がっていきます」と。


20171222224858.png


資産運用ビジネスすべてに共通なのは
柴山さんが言われる「規模の利益」です。

(第1部の)ボーグル氏のバンガード社も
実は同じだったのです。

「どのくらいのスピード」で、
「損益分岐点を超える資産規模」を達成できるか。
ココが重要・・。


(そして、そもそも)
規模を大きくするには?

柴山さんご指摘の通り、
まだ「始めていない人」に
どうしたら「始めてもらえるか?」
これを真摯に考え、あらゆる施策を実行する。

何事も、
ゼロ歩から、一歩までが
「もっとも遠い」のです・・。


わたしは、メディア戦略も積極的に行っている
ウェルスナビさんには、

〇 お掃除ロボット「ルンバ」と
ぜひコラボして欲しいと思います。



180803ruk00-w1280.jpg


冗談ではありません!
相性良いのです。

(だってどちらも「全自動」ですから!
浮いた時間こそが「価値」なのです)



山崎さんも、

資産の一部だけではダメ。
(ウェルスナビを利用することで)

資産全体のプランニングを
「電子的なFP(ロボ)」が出来ないか。
それが出来るようなシステムの開発を期待したい。
と提案されていましたね。

それに応じて
柴山さんも「必ず実現します!」とおっしゃっていました。

えーっと、このお二人、
意外と相性が良いのでは・・。


インデックス


最後に、青井ノボルさんの
ブログ記事から。
インデックス投資ナイト2019に参加しました

青井さんは記事内で、
こんな主旨の問い掛けをされています。

インデックス投資家はコストに敏感なのに、
どうして、
交通費(特に遠方の人!)やチケット代を払って、
わざわざ(このイベントに)参加するのか?


青井さんの答えは?

そこに絶対的な価値を見出すことはできませんが、
人との繋がりを持ちたい。

利害関係の無い個人投資家同士が会うことに
価値があると判断するからです。


まさにそう・・)

まだ一度も「インデックス投資ナイト」に
参加されたことがない、そこのあなた。
ぜひ来年は参加されてみてはいかがですか?


最後に、毎年素晴らしい企画を
立案してくださっている運営委員の皆さん、

ybさん、ASKさん、
水瀬ケンイチさん、
イーノ・ジュンイチさん、
kenzさん、セロンさん、

本当に(ほんとうに)ありがとうございます!!

あ




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