太平洋ひとりぼっちと思っていたら、透明なキャップを被った仲間がいたよという話
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
先日のインデックス投資ナイトにて、
4人の若手ブロガーさんに
こんな質問をしてみました。
(注: 楽屋でのお話です)
「職場の同僚や、友人同士で、
投資の話になるようなことってありますか?」
すると、
全員が「NO」というご回答。
嗚呼・・。
わたしは
若手ブロガーさん達とは
ちょうどひと回り年齢が違うので
「もしや・・」という
期待があったのですが・・。
やっぱり、
投資に関することは、
もっとも避けるべき話題のひとつなのですね。
この雰囲気というか、空気感が
日本の現状なのかもしれません。

ところで
仮にあなたが、
『企業型の確定拠出年金』の
対象者だったとしましょう。
あの、企業型DCで
資産額の「6割程度」が
預金と保険商品に滞留している・・
とよく言われます。
(実際、そうです)
あなたはこの「6割」という数字を聞いて
どう思われますか?
「やっぱ、投資に対するアレルギーって
相当つよいよな。」と思われますか?
(ネガティブに・・)
わたしは逆です。
「えっ、「4割」も
投資信託にお金を振り向けているんだ。」と、
ポジティブに驚きます。
だって、企業型DCって
そもそも自分で望んで入るものではないですよね?
会社の制度として
(いやいや)導入が決まって、
「はい、7月25日までに
この商品ラインナップの中から選んで
パーセント(%)で指定して提出するように!」
なんて言われて、
もう有無を言わさず
やらされる制度のことでしょう?
それで、
およそ「4割」も
投資信託の割合が在るって?
どういうこと?
<そこそこ、投資をしている人が存在するってことです。>
先ほど、「職場の中で、
投資の話になるようなことって基本ない。」
というお話をしました。
あなたと同じ部署の川上くんも、
沢田さんも、橋本さんも、
なんか投資をしているようには
見えないんだけれど・・。
(そもそも、そのたぐいの話なんてしないし。)
でも、実のところ
慎重派の川上くんが
(たとえば企業型DCで)
投資信託を買っていたりする・・。

そう・・、
意外なところで、
意外な人が
意外に投資をコツコツやっている・・。
こんな状況になりつつあるのが
日本の現実なのです。
投資に関する話はお互いに
(カルチャーとして)
改まってすることがないので、
投資をしている人同士が
『可視化』されていないだけなのです。
ココ、伝わっていますか?)
あなたは、
「太平洋、ひとりぼっち」のごとく、
たったひとりで泳いでいる(投資をしている)
感覚かもしれませんが、
実は大海の中で、
透明なキャップを被った
何人かの仲間が、
(それもあなたの身近にいる人が!)
あなたと・同じように・ゆっくり・泳いでいます。
あなたは決して独りではないのですよ。
ちなみに、
iDeCoのほうですが、
「個人型確定拠出年金の制度の概況」
(平成30年3月末現在)によると、

『運用商品の資産構成比』として、
投資信託の割合は48.1%、
預金、保険商品は51.8%となっており、
29年度末(平成30年3月末)時点)
投資信託の割合が
「半分」を超えるのは時間の問題と思われます。
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