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ウォール・ストリート・ジャーナルにも「老後の2000万円問題」の記事が・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が、
例の「老後の2000万円問題」に関する記事を掲載しています。

日本の年金問題、米国流投資で解決めざす
~老後に2千万円の蓄えが必要という報告書は、投資への関心を呼んでいる~



同記事では、
金融審議会の6月の報告書が、
図らずも多くの人に投資に興味を持つ
「きっかけ」を作ったと指摘しています。

たとえばこんな「数字」が・・。

以下、引用)

インターネット専業の楽天証券によると、
「少額投資非課税制度(NISA)」と
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の
6月の申込件数は5月から約2倍に増えた。

引用、終わり)



idecochan.jpg


これまで何度「金融機関」や
「監督官庁(金融庁)」が
資産形成の必要性を説いても
なかなか動かなかった人たちが、

ある意味、
突発的に浮上してきた
「2000万円問題」という事件によって、

『何か行動を起こさなければ・・』と
感じ始めているのは、
皮肉(アイロニー)めいていますよね。



わたしは、
菟道りんたろうさんが
下記記事で記されている、

老後の2000万円問題は
『黒船』であるという指摘が
的を得ていると思います。

“老後資金2000万円”騒動は現代の黒船―これからどう行動するかで未来は残酷なほど異なってくる



りんたろうさんは今回の騒動に関して注意を促します。

以下、引用)

お金について勉強するのは良いことだけれども、
間違った勉強をしてはいけないということ。

だから、いきなり投資に関するセミナーに
参加したりするのはあまりお勧めできません。

ましてや金融機関に相談するのはもってのほか。
まずはお金に関する原理原則から勉強するべきです。

迂遠に見えても、
やはり基礎や原理原則から学ぶというのは勉強の基本です。

引用、終わり)



そう、確かにそうなのです!


考えてみれば、

ちょっとした「準備作業」を行い、
物事の「全体像」を掴んでから
行為をスタートさせるのは、


あなたのお仕事、
個別のプロジェクトなどでは
当たり前のように行われているはず。


ですよね?)



9547.png


そういう意味合いで、
冒頭のWSJの記事には「??」の部分があるのです。

以下、引用)

ファイナンシャルアカデミーの
セミナーに参加した、
パートで働くニシクラ・モモコさん(50)は、
金融審の報告書を受け、

夫に自分と一緒に投資について
勉強するよう促したと話す。

1990年代後半に
ファーストリテイリングの株価が
60倍に上昇したことを知り、
株式市場に興味を持つようになったという。

引用、終わり)



んー、
株式市場に興味を持つのはよいことですが、

いきなり「個別株」の世界に行くとしたら、
それはちょっと違うと思います。


プールに入ったことがない人は
まずは「水」に慣れることが先決であり、

いきなり100メートル自由形の競争に
参加するべきではないのです。


(それによく考えてみると、
記事のタイトル
『米国流投資で解決めざす』というのも
ちょっとおかしい・・。

おそらく意図としては
バンガード社が創業時から唱えている
「長期・分散・低コスト」を指しているのでしょうが・・)


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この1ケ月程度で
資産運用に興味を持ち始めた皆さん。

決して恐怖心、焦りから
行動を起こさないこと。
ほんとうに大切なのは「知力」なのです。


りんたろうさんも上記記事内
いくつか書籍を挙げていますが、

わたしも「知力」を発し高めるための
楽しい本を・・。


経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)』

同書の発刊は2002年です。
広告クリエーターの佐藤雅彦さんと、
慶応大学教授の竹中平蔵さんの対談の本です。

最初の株式会社って?お金の正体とは?税金のこと、
世の中のお金の巡り方、
経済の中身を楽しく追いかけていく・・、

文字通り「知力」が身に付く本ですよ。






わたしの仕事もおそらく

「水って怖いものではなく、けっこう楽しいものですよ!」と


愚直に伝えていくことなのでしょう。

手前味噌ですが、わたしの著作も載せておきます。






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