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ドライヤーを買う感覚で、投資信託を購入してはダメです


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

別に「片付けの本」ではないのですが、

(これまで)相談者さまに解約し、
整理していただいた投資信託の本数は、
のべ5000本以上」にはなると思います。

以下、ちょっとした計算式です・・。

およそ1,800名の相談者さま。
このうち約半数の900名の
相談案件の中に、
投資信託の見直しが含まれるとすると・・。

それらの皆さんが
特定口座、確定拠出年金などで
仮に平均「7本」の投資信託を保有されていたら、
それだけでのべ6300本です!


現実問題として
実に多くの人が、
必要以上にたくさんのファンドを
抱え込んでしまっています。

そこに壮大な
無理、むら、ムダ』が存在するわけです。

これが↑日本の投信業界の
「不都合な真実」。

(もちろん「無理・むら、ムダ」の
システムを作り上げてきたのは、
投資信託業界側なのですが・・)


現に6,000本以上の投資信託が
日本に存在してしまっており、

同じような投資対象のファンドが
意味もなく何十本も並んでいたりします。

1本あたりの平均・純資産額が
何十億円ベースでしかないため、

1つ1つのファンドの『生産・維持コスト』が
高止まりし、非効率極まりない状態なのです。

(そして、それらの中からいかに、
10年、20年後も『元気に活躍している投資信託』を見つけ出すのか?)



E7B6B1E5BC95E3818D.jpg


ところで、俗に「心・技・体」と言いますね。

そのうちの
『心・技』を挙げますと、

実に多くの人が
心(感情・気持ち)
投資信託を選んでしまい、

技(スキル)を持って
ファンドを選択していない姿が
浮かび上がってきます・・。

結果、
商品提供側も成長しようとしない・・。


投資信託という商品は
「なんとなく」購入するのではなく、

この「商品」を
どのような価値基準によって選ぶのかという
ルール付け】こそ重要なのです。

たとえば、一例ですが、
多くの人が『今の』感覚で
投資信託を選んでしまっています。



ココ、誤解がないようにしたいのですが、

生活習慣として
『今の』感覚で商品を選ぶのは、
フツーは正しいことです、ハイ。

ヨドバシカメラで
ドライヤーを買った。

今日、シャワーを浴びた後に使うと、
@あっという間に髪が乾くよ!


hair_dryer_woman.png


すぐに「効用」が得られるのが
確実なので、
『今の』感覚で買ってよいわけです。

ですよね?)


ところが、投資信託は違います。


そもそもファンドは
実にたくさんの銘柄を
同時に保有していますから、

明日、来週に
劇的な変化がある(→すぐにお金が儲かる)
たぐいの商品ではありません。


今、その商品が良さそうか」という感覚で
選んでも(正直、)意味がないわけです。

これが『短期の視野』で
投資信託を選んでいる典型・・。


投資信託の効き目は?
ずっと将来になってはじめて発生します。

かつ、その効用の大きさは
『不確定』なのですから、

今の感覚はできるだけ信じずに?
『長期の視野』に任せ、
自身は静観を決め込んでおくほうが良いわけです。


実はこの感覚こそ↑
一消費者として最も持ちにくいもの・・。


senro.png


それはそうですね、
今、きらびやかファンドより、

(今は地味でも)これから先、
10年とか15年後に光り輝くようなファンドを
買いなさい!と言われているようなものですから。


さて、感情・気持ちのところでもうひとつ。

「あのファンドが良さそう」
「あの投資信託ならうまく運用してくれそう」と、
他力本願的に思わないことも重要です。

投資信託そのものは
「素材」に過ぎません。


投資信託のリターンを作っているのは
半分は投資信託の作り手ですが、
もう半分は「あなた」
= ファンドの買い手です。



ファンドのほうで、
無責任な売り買いを
頻繁にしていないかチェックすることは重要ですが、

ファンドのほうが長期志向であっても、
『ファンド保有者』が
頻繁に売り買いをするような
短期志向であれば、

結局そのファンドは
一貫性のない運用状況に陥ってしまいます・・。

数字だけでは見えてこない、
投資信託の「定性評価」ですね。


〇 こちらの記事もご参考に!

その投資信託、どんな人が買っているか、想像したことがありますか?】

ファンド保有者↑の質こそが、
数字だけでは読み取れない
投資信託の『定性情報』なのです。

そして、そのファンド保有者の「質」を
読み解くカギが、
ファンドの純資産総額の推移!

〇 こちらの記事もご参考に!(愚者小路さん)

投資信託のチャート画面の見方を知れば優良ファンド/危険ファンドが即わかる!






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