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企業DCの「商品ラインナップ」はリフォームが必要です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCoと企業DCの最大の違いは?

「自ら進んで入っているか・否か」です。


企業DC(企業型の確定拠出年金)は
会社が導入を進める制度であるため、

基本、従業員であるあなたに
「選択権」はありません。


ある日導入が決まって、
たとえば、
24本の金融商品がずらーっと並んでいて、

「えー、自分で商品選んで
この用紙に配分割合を
パーセンテージ(%)で書いて提出してくださいね。」


と言われても。。

ぽかーん。。


pose_miageru_man.png

ですよね。


「○○○ファンド」なんて
聞いたことないですから、

しぜん預金や保険(元本確保型)商品の中から
選ぼうとします。

投資教育の充実』が
企業DCのカギを握っているのは
疑いようがありません。


が、それ以前に、
企業DC側(会社側)が出来ることもあるわけで・・。

たとえば、
(金融商品が24本ではなく、)

9本」だったらどうでしょう?



9商品 ラインナップ

画像元:
マイルドインベスターさんの記事
おすすめできない商品が除外。弊社の確定拠出年金の商品見直しを個人投資家が絶賛!その理由は?


加えて、

もしあなたが自分で商品を選ばなかったら、
勝手に、

「債券の割合が8割近い、
リスク低めだけれど、
価格変動はある「バランスファンド」を
買い付けますよ、」


とか言われたら、
ちょとは本腰を入れて『選ぼう』とされるのでは?


マイルドインベスターさんの
以下記事、

おすすめできない商品が除外。弊社の確定拠出年金の商品見直しを個人投資家が絶賛!その理由は?
を読んで、

人間は選択肢が多すぎると
「選ぶ」というアクションを忌避することを
学びました。



rikujou_woman_marathon.png


上記記事を読めば分かりますが、
マイルドインベスターさんの会社は、
とても従業員思いの会社です。

「社員によりよい選択をしてもらうことが、
会社の利益につながる。」

その信念のもと、
企業DCの制度改善に取り組んでおられるわけです。


マイルドインベスターさんの会社では、
想定する利回り(2.5%)よりも
従業員の平均利回りが低くなっており、

(もちろん、これは
加入者が得られる年金が
想定より少なくなることを意味しており、)

企業DCにおいて、
ふたつの『改革』を行ったのだそう。

以下、引用)

1.デフォルトの商品を
会社の想定利回りを期待するバランスファンドに変更する

2.長期の資産形成に不向きな商品を除外し、
選択肢を狭めて選びやすくする

引用、終わり)



bijutsu_sketch_2017080912241996d.png


デフォルト商品とは、

もし加入者が一定期間内に
意思表示をしなかったら、
自動的に買い付けられる「金融商品」を指します。

これを預金・保険商品以外にすることは
けっこう重要。


私たちは「○○ファンド」に馴染みがなければ、
「○○ファンド」を選んだりしません。

知識として知っている
「預金等」に逃げ込むわけです。

(でも、それって長い目で見れば
「機会損失」を蒙る可能性が高くなるわけで・・)


また、

2.長期の資産形成に不向きな商品を除外し、
選択肢を狭めて選びやすくする

に関して、
マイルドインベスターさんの会社は
思い切った策を打ち出しました。

なんと
〇 アクティブファンドをすべて除外し、

〇 元本保証、元本確保型商品(定期預金、保険)も
全面的に見直し、
定期預金「1本」だけに改めたのです。



⇒ わたしはトータルの商品数を
一桁の「9本」にしたことに意味があると思います。


その他、
企業DCにできることはいくつかあります。

〇 より継続コストの低い投資信託に
入れ替えを行う。

〇 全世界株式型のインデックスファンドの組み入れ

〇 日本の円資産に偏重したバランスファンドを外して、
  よりグローバル型のバランスファンドを組入れ

〇 継続教育をもっと積極的に行う。

マイルドインベスターさんも書かれていますが、
〇 「自社株投資信託」とかは要りません。



sports_marathon_kyuusui.png


企業DCは2001年にスタートしましたが、
あなたのご自宅のリフォームと同じように、

制度の大幅なリニューアルが
今、求められているのでは?


企業が従業員の利益を重んじて、
長期・分散・低コスト的な運用スタイルを
もっと積極的に告知啓蒙することが、

企業DCでも必須となっているのです。


おまけ)

実はこの春から、
日立製作所でも企業DCの商品構成を見直し、
商品数を18から9に削減しています。
詳細はコチラからどうぞ。

あ




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