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同調圧力にサヨナラして、上がったものを売り、下がったものを買いましょう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは初めて行った国で
エスカレーターに乗りました。

その国の人たちは皆『右側』に立っています。


エスカレーター


「あなたは、どうしますか?」

A 同じく右側に立つ。
B あえて左側に立つ。



おそらくほとんどの人は
「A」と答えるのではないでしょうか。

生活ルール的に言えば、
私たちは「A」を選ぶことを期待され、
そしてその選択は正しいわけです。


では、『投資』においてはどうでしょう?

わたしが尊敬するFP
リック・エドルマンのラジオショーから拾ってみましょう。
Why Did Foreign Investors Buy and American Investors Sell Billions in Stocks?


エドルマン氏によると
今年8月のマーケットは

「株式」はマイナス、
「債券」はプラスであったのだそう。

株式:S&P500 -1.5%
債券:
ブルームバーグ・バークレイズ US Aggregate債券指数
+2.6%



この流れを証明するように、
米国内では460億ドルもの資金が
株式ファンドから流出し、

400億ドルの資金が
債券ファンドに流入したそうです(8月度)

そのこころは?

多くの人が下がった株式を売り、
(価格が)上がった債券を買った。



次、ちょっと冷めた目で見てみましょう。

実際、株式市場が下がったのは
(機関投資家を中心に)
多くの人が「株式」を売ったためです。

逆に実際、
多くの人が「債券」を買ったために
債券市場は上昇しています。


あなたが一生活者として、

「ほかの大勢の人たちが
どんな行動を取っているか」を
気にするのは当然だと思います。


下がったものを売って
上がったものを買う行為は、

「大勢の人がそうしているよ!」
という【物事の流れ】に、
忠実に従うことに他なりません。



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エスカレーターの例でいえば、

「みなが右側に立っているから、
ワタシもそうしよう!」
という気持ちとまったく同じ。

そう、
あなたもわたしも、
根が真面目なのです(^^)


でも、です。

投資においては
その他大勢と同じように、

下がったものを売って
上がったものを買っていては
【利益】を積んではいけません。


あっ、気持ちは重々分かるのですよ。

私たちは日々の暮らしの中で
有言無言の「同調圧力」に晒されています。

株式が下がっちゃった。
みんな売ってるよ。
逆に債券が上がっている。
みんな買い始めているよ。

じゃあ「ワタシも!」と思うのが
まさに「同調圧力」。



古来、私たちの祖先は
ずっと群れの中にいました。
人は社会的な生き物なのです。

ですから
人と違うことをして責められる、
人と違うことをして批判されるのを、
何よりも恐れているわけです。

まさに先人は
恐ろしいほど長い時間をかけ、
協調する」というマインドを育んできたわけで。


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なので、
大勢と違うことをして
万一失敗したら・・。

大勢と違うことをして
誰かに後ろ指を指されたら・・

と考えてしまうのも無理はありません。

それを潜在的に恐れているからこそ、
(その他大勢と同じように)

下がったものを売って
上がったものを買ってしまうのです。



次、資産運用的に見てまいりましょう。

価格が下がったモノって?
パフォーマンスが「悪くなった」投資対象ですね?

それを売ると、
「損失」ないし「利益が減った状態」で
売却するという行為になります。


いっぽう、上がったモノは?

すでにパフォーマンスが
「良くなっている」状態の投資対象です。

それを買うと、
「利益が上がった状態」で
購入するという行為になります。


そう、あなたも気付いている通り、

投資の基本は?

下がったモノを買って、
上がったモノを売ることです。


そうですよね?)

では、なぜ
上記の実行が難しいかというと、

上がったモノを売って、
下がったモノを買うことは

その他大勢から離れて、
少数派』となる行為であるためです。



もう一度、言いますよ。

投資の基本は、
下がったモノを買って、
上がったモノを売ること。


そして、それは
その他大勢の人が、

下がったモノを売って、
上がったものを買ってくれるから
成し得る技(わざ)なのです。


ここ、伝わっていますか?)



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あなたもわたしも
根が真面目ですから、
どこかで『少数派』になることを恐れています。

『少数派』になるって、
同調圧力にサヨナラすることですから・・。



でも、ほんとうは
晴れた日に傘を差すべきであり、
冬に日焼け止めを塗っておくべきなのです。


(※ 結局のところ、投資においては
同調圧力にサヨナラしないと【富】は築けない。)


これは私見ですが、
これからの時代は
同調圧力にサヨナラしたほうが、

生きる選択肢が
いろいろと開けてくるとわたしは思いますよ。

そもそも
その他大勢と違うことをしても、
他人は思ったほど気にしませんし、
あなたのことを笑ったり、嫌ったりもしません。

あなたは、人と違っていてよいのです。


ちなみに年に1回、日にちを決めて、
上がったモノを売って
下がったモノを買うことを
リ・バランスと言います。

(資産管理の要諦は
バイ・アンド・ホールド、ときどき売り買い、なのですよ)

あ




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