選ぶ投資 VS. 選ばない投資
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
もしあなたが、
自分の人生を【他力本願】で生きているとしたら、
これほどつまらないことはありません。
今日、明日をどう過ごすかで、
来週、来月の自身の生活が変わってくる。
これこそ【自力本願】の緊張感でしょう。
それでは投資とは(一体なに?)
実は投資は【自力】のように見えて、
その本質は【他力】なのです。
たとえば
インデックス投資というものに対して、
多くの投資家の胸の内に
「生理的な抵抗感」が生まれるのはなぜか?
それは【選ばない投資】であるためでしょう。
選ばない投資??
そうです。

「じゃあ【選ぶ投資】って一体なーに?」
はい、これはもう分かりやすい。
マーケットという玉石混交の中で、
自分自身が
株式なり債券なり不動産なりの
「具体的な銘柄」を選び、
自身で銘柄の入れ換えも考慮し、決断し、
マーケットという海を、
自分の裁量で泳いでいく・・・
至極まっとう、
「自分でやっているんだ!」という感があります。
もちろん、今でも大多数の人が
実際選択しているのが
この【選ぶ投資】なのです。
ある人はこう云います。
「マーケットの動向を見て、
価格の上がり下がりを見て、
文字通り、自身の次の行動を決める醍醐味ったらないよ!」
フム。たしかに、
ワクワク感、ドラマ性などには事欠かないことでしょう。
でも、です。
果たしてこれって
底辺のところから
【自力】と言えるのでしょうか?
先ほど、
『マーケットの動向を見て、』
という文言が出ましたが、
自分ですべて選んでいるように見えても、
マーケットが明日、来週どう動くのかさえ、
私たちの側では
コントロールできないのです。
「自力で選んでいる」ように見えても、
どこかに委ねているスペース、
自身でコントロールし切れない部分があるなら、
無理をせずに、
【選ばない投資】を
宣言してしまってもよいのでは?

たとえば、です。
○ マーケットという海と半ば「一体化」し、
市場のタイミングを「放棄」して、
銘柄の選択も「放棄」して、
海(マーケット)そのものに
投資の実体を【委ねてしまう】こと。
えっ、なんだか世捨て人みたい?
まあ、ドラマ性にも躍動感にも欠けますよね(^^ゞ
でも(その実)
オトナの選択でもあるのです。
??
なぜなら、
【選ばない投資】では、
投資そのものを
必要に駆られて行う作業そのもの、
「手段」と割り切る必要があるためです。
(【選ばない投資】を趣味的なもの、
嗜好物として捉えている人はほとんどいないのでは?)
もうひとつ、
市場のタイミングを放棄して、
銘柄の選択も放棄して、
海(マーケット)そのものに
投資の実体を委ねる【選ばない投資】は、
選ばないがゆえに経済的、
つまりコストがあまりかからないのです。
振り返ってみますと、
私たちの先人は
何百年と【選ぶ投資】をやってきて、
その結果、← ココ、重要!
40数年前にようやく
【選ばない投資】に辿り着いたわけです・・。
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<「しんようFPオフィス」は間もなく
【投資信託クリニック】に!
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今後はより一層、相談者さまの『問題点』を正しく診断し、
具体的に『お悩み』を解決することに注力してまいります。
