50歳になると「そわそわ」してくる理由とは?
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
今年51歳になりました。
で、時々考えるのです。
もし『12ヶ月』が
ヒトの人生の長さそのものだとしたら、
「わたしは今、何月何日にいるのだろうか?」と。
人生100年時代の感覚でいえば、
『まだ、7月20日くらいでは?』と
思われるかもしれません。
しかし、
心身とも健康で(そこそこ)動ける!
という感覚でいうと、
わたしはもう、
10月14日くらいに来ていると思うのです。

ところで
同じ50歳近辺のそこのあなた!
あなたにまつわる「資産」は、
ちゃんと【イーブン】になっていますか?
えっ!?

上記、わたしの手書きです(^^)
【横軸が「年齢」。】
50歳のあなたは、
「×印」のところにいるのではないでしょうか。
ヒトはほんらい的に
「人的資産」と「金融資産」という
ふたつの資産を持ちます。
「人的資産」って?
私たち自身ですね。
たとえば「人的資産」を用いて
【仕事】に注力し、
そこから「定期的収入」を得ます。
この「人的資産」は通常、
年を重ねれば重ねるほど、磨耗していきます。
50代の同士は
「オレの人的資産、もうこんなに小さくなったのか」と、
ひとり呟くことがあるかもしれません。
※ ここではあくまで
経済的な側面に絞った
「人的資産」を指しています。
では、定年退職すると、
経済的な側面に絞った「人的資産」は
一体どうなるのでしょう?
・・ゼロになります。
あっ、ココ、そんなに驚くところではありません。
★ 誰もがやがて、
『人的資産ゼロ』の時を迎えるのです。
「でも、大丈夫よ。
金融資産があるじゃない!」
と言えるようになるのが、
理想的な【バトンタッチ】なのでしょう。

〇 これが、
「人的資産」から 「金融資産」へのバトンタッチですね。
オギャーと生まれ、
ぽてっと死ぬまでの間の、
【お金の流れ】をシンプルに記せば、
「人的資産」→「定期的収入」→
「貯蓄・一部つみたて投資」
→「金融資産(積み上げ)」
という流れになります。
年齢を重ねるにつれ、
少しずつ
金融資産を積み上げることが出来れば、
やがて人的資産が摩耗し、
ゼロに帰することになっても、
『生活』していくことは出来る。
で、その先は?
「金融資産」→ 取り崩し
→ 有意義に使う。
という作業が待っているわけです。
今はもう、
靄の彼方にありますが、
28歳くらいの頃は、
「人的資産」がどんどん大きくなる時期で、
あなたは仕事に対して
大いなる可能性を感じていました。
でも、金融資産は
わずかしか持っていなかったはず。
(それが普通なのです・・)

50歳の声を聞くということは?
人的資産から
金融資産への『バトンタッチ』を
本格的に始めるということ。
だから、
あなたもわたしも、
心のどこかで「そわそわ」しているのです。
(なぜなら、大きな転換期ですから。)
あっ、この文章を読んでいる28歳のあなた。
矛盾することを言うようですが、
あなたの年で
金融資産の積み上げに
あまり熱心になり過ぎてはいけません。
誤解を恐れずに言いますと、
今(28歳)は人的資産の増大に
注力すべき時なのです。
それがやがて、
金融資産の積み上げになって
跳ね返ってきますから・・。
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