こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。
高配当の企業だけをピックアップして、
その「指数」との連動を目指すETF、それが
Dow Jones Select Dividend Index Fund でしたね。
(銘柄コード DVY)
上記ETF を紹介する「記事」の中でわたしは、
「アメリカでは今、インデックス【指数】そのものの捉え方が、
どんどん多様化しているのです」
と申し上げました・・。
【指数】を構成する際に、会社の 時価総額 や
スタイル(バリュー or グロース)によってではなく、
会社の「配当金」「売上高」「利益」などを元に
株式 をピックアップし、
組み入れ割合 にも
ウェイトをかけるような【指数】のことを
<ファンダメンタル・インデックス> と呼んでいます。
この <ファンダメンタル・インデックス> の 本家 が、
Wisdom Tree というアメリカの ETF運用会社 なのです。
(このブログでも何度か登場しています・・)
Wisdom Tree では
<ファンダメンタル・インデックス> との
連動を目指すETF のことを、
ファンダメンタルETF と呼んでいます。
Wisdom Tree が
運用する ファンダメンタルETF は、
大きく2種類に分かれます。
・分配金 を元に 指数を構成するETF(分配金は dividend)
・利益 を 元に 指数を構成するETF(利益は earnings)
さらに分けると、
アメリカ国内の earnings ETF
アメリカ国内の dividend ETF
海外の dividend ETF となります。
具体例 を挙げてみましょう。
・Earnings 500 Fund (EPS)
利益が多いアメリカ企業500社を集めたETF
・SmallCap Dividend Fund (DES)
小型株式の中で高配当の企業を集めたETF
・DEFA Fund (DWM)
MSCI EAFE Index Fund という有名なETF がありますが、
当ETF はその「高配当」版 です。
・International SmallCap Dividend Fund (DLS)
アメリカ・カナダを除く先進国の小型株式の中で
高配当の企業を集めたETF
・Emerging Markets SmallCap Dividend Fund (DGS)
このETF、先月運用を開始したばかりです。
新興国群の小型株式の中で
高配当の企業を集めたETF です。
・Japan SmallCap Dividend Fund (DFJ)
日本企業の小型株式の中で 高配当の企業を集めたETF
(カッコ内は すべて銘柄コード です)
また、WisdomTree は 11月2日の声明で、
運用を行っている39のETF のうち、38について
「分配金」を出さないと発表しています。
(それだけ複利の運用に留意しているのですね・・)
PDFファイルは こちら。
(ところで、)
Wisdom Tree はどうしてこのようなETF を
組成・運用しているのでしょうか?
「配当金」や「利益」などを元に【指数】を組成し、
その【指数】に連動するETF を運用すれば、
従来の「時価総額」ベースによるETF より、
高いパフォーマンスが得られると考えているからです・・。
(わたしはそうは思いませんが・・)
言い忘れるところでしたが、
このWisdom Tree の上席投資戦略アドバイザー を
「株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド」などの
著作で有名な ジェレミー・シーゲル博士が務めています。
(あっ、ちなみに博士は こんな方 ですよ)
わたしの邪推ですが、
シーゲル博士は近い将来、
「時価総額」ベースによるインデックス運用が広まりすぎて、
思い描いているようなリターンが得られなくなる状況に備え、
ファンダメンタル・インデックスの提唱を
始めたのではないでしょうか・・。
わたしですか?
わたしは近い将来、「時価総額」ベースによる
いわゆる「ふつうのインデックス運用」が
世の中に普及しすぎることはないと思っています。
だって、ふつうのインデックス運用って
面白くないですから・・(笑)
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