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どんな下落局面でも、必ず【買い】は入ります


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

ビールの値段が下がるのは嬉しいですが、
株式市場が下がり続けるのは、なんとも「つらい」ことです。

えっ?
あまりマーケットのことは考えたくない?

いえいえ、そんなこと言わずに
後世のため、いや10年後の「教訓」のために、

昨日の ダウ平均、日経平均株価 をメモ書きして、
机の三番目の引き出しに、
そっと入れておくというのはいかがでしょう。
(もちろん、08年2月6日と日付をいれて)

たとえば将来、家を引っ越す時などに、
そのメモ書きを偶然見つけて、
「へえ~、あの時はこんなに下がっていたんだ」
というセリフが、わたしは聞けると思うのです。

今は、そういう時期 なのです。

ところで、私たちのような「個人投資家」は現在、
世界の片隅でいったい何をして
この状況をやり過ごしているのでしょうか?

スペインに住むロドリゲスさん、
香港のチャンさん、
それにアメリカに住むマッカーシーさんも、
みな、保有する資産は大きく下がっています。

しかし、三人とも仕事がありますので、
(ふつうに)オフィスに出社しています。

ご飯を食べ、仕事の愚痴を言い、
次の休暇の過ごし方について、
同僚と話し合っているかもしれません。

もしかしたら、
投資の話題 が出ているかもしれませんね。

「なあ、今マーケットは、目も開けられない状況だな。
オレなんか大損だよ」

「ぼくだってそうだよ」

「あーあ。やっぱり投資なんてするんじゃなかったわ。
セシルが儲かるわよっていうから乗ったのに」

「いやだ、わたしのせいにしないでよ」

「やっぱり、あれでしょう。
不動産が下げ止まらないかぎり、
サブプライムの問題は解決しないでしょう・・」

同僚の話を聞き、うんうんと頷きながら、
(もちろん、多少深刻な表情を作りながら)
チャンさんはそれでも、虎視眈々と
次の投資機会を伺っているのです。

実はチャンさんは、1月22日にも一度、
ハンセン指数に連動するETFを買い付けました。

(それ以後もハンセン指数は下がっていますが、
チャンさんは、今ある余裕資金で何度かに分けて
「追加投資」をしていくつもりなので、あまり気にしていません)

チャンさんは昨年8月からの下落相場の中で、
ひとつのことを学びました。

それは、
■ 仕事をしっかりこなし、貯蓄をすることの重要性 です。

仕事に注力して「収入」を維持し、
「貯蓄」をコンスタントに続けていれば、
フローはやがて まとまったお金(ストック)となります。

■ 下落局面が続くような状況でも、
【余裕資金】を持っていれば、
買いを入れることができるのです。

その【余裕資金】の源は?

仕事をしっかりこなし、貯蓄 を絶やさないこと。
<健全な収支が、追加投資の機会を生み出すのですね>

本日(2月7日)の 日経新聞 によりますと、
ネット証券大手5社の1月の「新規開設口座数」が、
前月比46.5%増の 47,000 になったとのこと。

ふつう、私たちがイメージするのは、
株式市場が大きく下げると、
「証券会社に口座を開く人は減るよね、」です。

ところが、増えているのです。

マーケットが大きく下げ、割安感が出始めた時に
「投資のチャンスかも・・」と感じる人が、
日本で増えてきたということなのです。

そして、上記記事のもうひとつの側面は、
日本では、まだ投資を行っていない人が
圧倒的に【多数】である ということなのです。

(私見ですが、証券会社は潜在口座開設ニーズの、
 未だ10%も獲得できていないと思います・・)

周りの様子を注意深く見て、
ゆっくりゆっくりと、しかし確かな足取りで、
今まで一度も投資に足を踏み入れたことがない方が、

日常生活で培った「常識」を働かせ、
「同じモノが安く買えるなら、今口座を開くのがいいかも」
と感じている・・、

これはすごいことだと思います。

【売り一色】になったから、
日経平均株価が(一日のうちで)
730円も下がるのではありません。

■ 売り一色 になったら、
そもそも
【取引は成立しないのです・・】

売ることが出来る というのは、
【買う人がいる】からです。

買う人がちゃんと存在するから、
たとえ1日のうちで 8,600円下げても、
その会社の値段【株価】が付くわけです。

そうですよね?

どんなひどい下落局面 でも、
必ず「買い」を入れる人がいます。

人間という存在は 多様性に満ちているのです。

たとえば、
最高気温が今日も5度か、
しばらく寒さが続きそうだな、と感じる人がいれば、

最高気温が今日も5度か、
暖かくなる前が いちばん寒いっていうからな。
もうそろそろ、寒さの峠を越える頃だな、と感じる人もいます。

感じ方が違う、
複数の人間がいるからこそ、
株式市場で取引が成立し、【値段】がつくのです。

マーケット とは、
人間の価値観が多様であることの 証明 なのですね。

ロドリゲスさん、チャンさん、マッカーシーさんは、
今日もお仕事がんばっていますよ。

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■ 追記
「カンさん、最近ブログの更新が少ないよね」と感じている方。

その通りです(笑)

実は本の執筆に取り掛かっていまして、
これから数ヶ月は、そちらの方に時間を取られます。
従いまして・・、ブログの更新は少なくなります。

(ご理解のほど よろしくお願い致します・・)


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