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2丁目の田中さんのポートフォリオはどうなっているのでしょう?


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

ポートフォリオというと、何か特別なものと思ってしまいますが、
(そんなことはありません、)
世の中は ポートフォリオ で溢れています。

たとえば、あなたの「へそくり」ですが、
全額 銀行預金? かもしれませんし、

あるいは、預金のほかに、
個別株式を2、3銘柄持っておられるかもしれません。
(これも立派な「ポートフォリオ」です)

また、あなたの会社は、従業員の退職金支払いに備えて、
積立金を運用していることでしょう。
(そこには必ず「ポートフォリオ」があります)

あるいは、あなたが住む町の自治会にも、
ポートフォリオ はあります。

あなたの息子さんが通っている大学の運営資金も、
ポートフォリオ によって管理されているのです。

分譲マンションにお住まいなら、
管理組合の基金(ポートフォリオ)があるでしょう。

あるいは、ロシアという国の「国家資金」は、
どんな資産構成になっているのでしょうか?

(そこには外交カードにもなり得る、
「ポートフォリオ」が存在するはずです・・)

私たちの資産運用を「ポートフォリオ」で捉えていくと、
「ほかの人は、いったいどんな
ポートフォリオを持っているのだろう?」

と、大いに気になってくるはずです。
(知的好奇心をくすぐられるのです・・)

たとえば、セコムという会社がありますが、
そこには「セコム企業年金基金」という運用主体があります。

以下、ロイターの記事 より。
セコム企業年金、オルタナティブで資産の2割運用・リスク低減で

上記記事では、

「八木常務理事は
セコムグループの年金基金約580億円を運用している。
同基金の2月末の資産構成は、

国内債券が9%、
国内株式が27.5%、
外国債券が19.2%、
外国株式が10.6%、
オルタナティブが22.3%で残りは短期資産」(引用終わり)

と、セコム企業年金のポートフォリオが紹介されています。

ちなみに、オルタナティブ投資 とは、
「非伝統的投資」ともいわれ、

伝統的な株式、債券に対する投資とは
違った種類の「運用形態」を指しています。

詳しくは
当ブログ【非伝統的投資スタイルについて その1
の記事をご覧ください。

上記記事の中で、
セコムの企業年金担当理事は、

「オルタナティブの活用目的は、
収益を取ることより、リスクを抑えること
と語っています。

(まったく同感です)

以下、再び引用ですが、

「2月末時点のオルタナティブ投資の内訳は
イベントドリブンを含むヘッジファンドが約3割、

新興市場の株と債券が約3割、
クレジット投資が約2割などで、

日本を除く世界のREITや
国内のプライベート・エクイティ(PE)も
2─3%程度組み込んでいる」(引用終わり)

セコム企業年金では、↑広義に新興市場の株式と債券も、
「非伝統的投資」として定義しているのですね・・。

あるいは、下記はKDDI企業年金について、
日経新聞記事からの引用です。

「KDDI企業年金基金はこの4月から、
国内株の配分比率を29%から、12.5%に落とす。
代わりにオルタナティブ(代替投資)を
12%前後から、16%に高める。

未公開株や私募不動産ファンドのほか、
サブプライム問題で値崩れした
資産担保証券なども投資対象に検討する」
(引用終わり)

また、保守的なポートフォリオを運用する主体として、
キャノン企業年金基金も、別記事で紹介されていました。

記事によりますと、
キャノン企業年金基金のポートフォリオは、

国内債券    45%
国内株式    16%
外国債券     7%
外国株式    10%
生保一般勘定 22%

となっている模様。

(なお、生保一般勘定とは、
一定の予定利率が確保される
ローリスク・ローリターン型の運用形態を指します・・)

三者とも、ポートフォリオの内容は異なりますが、
【ひとつの資産に突出して投資しない】

という点では、共通していると思います。

ところで、ちょうど2年前にスタートしました、
マネーの缶詰めスクール【アドバンスコース】では、
延べ170名以上の方が、
自身のポートフォリオを発表されています。

まさに十人十色、
ポートフォリオに対する「思い入れ」もさまざまなのですが、
この2年間の大まかな傾向として、

■ リスク許容度が高くなっている
(つまり、よりリスクを取ったポートフォリオにシフトしてきている)

■ 外国債券を組み入れるようになっている
(これは、勉強会の中で繰り返しお話しているからだと思います)

■ 株式の中で、新興国へ投資する割合が高くなってきている
(2006年にアドバンスコースをスタートさせた頃とは、
新興国に対するイメージが明らかに違ってきています・・)

という特徴があります。

さあ、皆さん、
どの商品を選ぶのかより、
複数の金融商品を「どのように組み合わせるのか」という
【発想転換】ができれば、

資産運用はより知的で、楽しい作業となりますよ。

(ただし、運用を「ポートフォリオ」で捉えると、
あまりやることがなくなってしまう = 退屈になるので、
この点、くれぐれもご注意くださいませ・・)
 
■ 関連記事
ポートフォリオを飼い慣らす方法 その1
ポートフォリオを飼い慣らす方法 その2


以下「マネーの缶詰めスクール」からのお知らせです。

********************

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残席 8 です。

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6月15日の【アドバンスコース 名古屋】は
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お申込みはお早めに・・)




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