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島の中だけでやっている【ドングリの背比べ】について


こんにちは、カン・チュンド です。

資産運用という業界に
まったく縁がなかったわたしは、
言ってみれば【違う島から来た住人】です。

わたしがファイナンシャルプランナーに興味を持ち始めた
1998年に、松井証券 が日本で初めて
本格的なオンライン株式取引 を始めました。

(そうです、
 もう 店舗に行く必要がなくなったのです)

松井証券 は他に、

株式の売り買いに係る
「売買委託手数料」を 定額制 にしたり、
無期限の信用取引サービス を開始したり、
業界内では「風雲児」として有名なのですが、

わたしに言わせれば、
「風雲児っていうのは、ちょっと言い過ぎだよな」
と思ってしまいます。

(そもそも)オンライン取引 が可能になったのは
「技術革新」のお陰です。

また、売買委託手数料の体系が一変したのは、
「規制緩和」のお陰です。

松井証券に限らず、
証券業界という 島 の中に居る「住人」の方は
気づいていないかもしれませんが、

オンライン取引 を可能にする、
売買手数料 を下げる、
あるいは手数料体系を多様化する
ということは、

「サービス向上のほんの一部」に過ぎません。
(皆さんも そう思いませんか・・?)

確かに、
売買手数料 が安くなるということは、
私たち運用者にとっては 便益(ベネフィット)です。

しかしそれは
(よ~く考えてみますと、)

1.個別株式 を、
2.しばしば売り買いする人たち にとっての、
  便益 に過ぎないのです。

島 の外から、
常識 というメガネを掛けて見れば
(すぐに分かることですが)

■ ほとんどの証券会社は(未だに)
個別株式 を、
しばしば売り買いする人たち しか、
見ていません。

その周りに ひっそりと佇んでいる、
良識ある(かつ投資にも興味がある)

膨大な 潜在需要者層 の、
片鱗にすら 気づいていない、
(あるいは気づこうとしていない)のが
「現実」ではないでしょうか。

そもそも、

1.個別株式 というのは、
投資を行う際の「ひとつの道具」に過ぎません。

何を「道具」として用いるのか、
どんな「カタチ」で
投資を行っていくのか については、

(当然)複数の選択肢 が
あってしかるべきですよね。

(= 複数の選択肢の「提示」があってしかるべき、
 ということ・・)

また、
2.しばしば売り買いをする のは、
投資の「やり方のひとつ」に過ぎません。
(ですよね?)

どんな「方法を用いて」資産運用 を行うのか、
その「やり方」についても、
複数の選択肢 があってしかるべきです。

(= 複数の選択肢の「提示」があってしかるべき、
 ということ・・)

日本のような 高度消費社会 において、
上記のように サービスの選択肢の「提示」が
限られている産業って、他にありますでしょうか・・?
(ある種、異常な状況 です)

「えー、でもカンさん、
証券会社では 投資信託も、債券とかも 売っているじゃない」
とおっしゃるかもしれません。
(それはそうです)

しかし、
ほとんどの証券会社では、

・商品・サービスの【主役】は 個別株式
・債券や 投資信託 は【脇役】

 という ヒエラルキー が
 歴然と存在するのです。

日本では常に 個別株式 にスポットライトが浴び、
投資信託 は長らく日陰の存在でした・・。

この5、6年でようやく、
投資信託という「道具」の重要性が認識され始めましたが、

それを提供する「インフラ」は
実に 脆弱なものなのです・・。

続きは 次回に・・。



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