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ETFがもたらしているもの その2)


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

(資産運用業界に限らず)
サービスの受容者としての消費者は、
「ポーズ」よりも、「実態」を求めます。

たとえば、東京証券取引所に
金(ゴールド)ETFを上場させるというお話、
あれはいったいどこへ行ったのでしょうか?

2008年の早い時期でしたね?
いいえ、2008年の4月中とアナウンスされていたような? 
(それとも、2008年中に変わったのですか・・)

「実態」として、海外ETFの方が国内ETFより
その種類、本数において優勢であるため、

海外ETFを軸に、日本のETF市場の
今後を考えてみたいと思います。

先日、
マネックス証券が米国市場に上場する海外ETFを取扱い予定
とお話しました。

アメリカ市場に上場する海外ETF の【販売窓口】として、
楽天証券、イー・トレード証券に次ぎ、
マネックス証券 が加わることには、
【大きな意味】があると思います。

今までの、

A社  -------   B社


という「線」の世界が、


A社  ・・・・・・・・・ B社

  ・          ・
    ・  C社  ・


という「面」の世界 になるからです。

金融サービスに限らず、
あらゆる商品、サービスの展開において、
サービス提供側が「三つ巴」となることで、

1.【真の競争が、起こり】
2.【広範な潜在ニーズが、掘り起こされる】と
  わたしは思います。

1.でいいますと、

・手数料などのコストの競争 です。

もともとマネックス証券は、
楽天、イー・トレードに比べて
売買手数料は高いので(日本株式の場合)、

イー・トレードより高く
楽天より若干安い売買手数料か、
もしくはいちばん高い手数料で
参入してくると思われます。

逆にイー・トレード証券は、競争優位を保つために、
売買手数料を 20ドルくらいに下げてくるかもしれませんね。

また、マネックス証券は(その方向性として)

・情報提供での差別化
・サービスの質、量での差別化
 を図ってくるのではないでしょうか。

たとえば、海外ETF については
絶対的な情報量が不足しているため、
マネックス証券には、ライブ、オンライン上での
ETFセミナーの提供をどんどんしてほしいですね。

一方、楽天証券はさらに「品揃え」を拡充してくるでしょう。
(具体的には、ユーロ建て、ポンド建て決済に対応して、
ヨーロッパ市場のETFを取り扱う可能性があると思います)

AERAマネーの
「ETF&インデックスファンド30」によりますと、

■ マネックス証券の取扱い予定ETF は、
楽天証券のそれを丁寧にフォローしています。

おそらく、
楽天証券が取り扱っている銘柄数(米国上場ETF 46銘柄)
に近い数字になるのではないでしょうか。

参照)楽天証券が取り扱う
    アメリカ市場に上場する海外ETF

しかし、三つ巴になることによる真のインパクトは、
【広範な潜在ニーズが、掘り起こされる】
ことにあるのだと思います。

大手3社のネット証券が「海外ETF」を取り扱うことで、
ETFという商品に対する認知度が高まり、
多くの「潜在ニーズ」を掘り起こすきっかけになると思います。

今、この時点で、ETF についてご存知であり、
なおかつこのコラムを読んでおられるあなたは、
超超・先駆者 = パイオニアの部類 に属している

といっていいでしょう。

(これは、実感しにくいかもしれませんが、
100人中、未だ98人の方は、
ETF という言葉さえ、知らないのです!)

また、海外ETF に対する認知が高まることで、
【国内ETF】にもよい影響を及ぼすことが予想されます。

( ↑これが、わたしのもっとも期待するところです・・ )

国内ETF は大きく分けて、
「純国産型」「並行上場型」に分かれますが、

どちらのタイプにしろ、
今年中に【海外株式に投資する国内ETF】が
複数デビューすることになるでしょう・・。
 (希望的観測も込めて!)

ETFマーケットは、ひとつの勢力として
先行している「海外ETF」があり、
そして、もうひとつの勢力として、
足踏みしている「国内ETF」があります。

大局的には、

■ この「2大供給元」がお互いを意識しながら
【競争】を行うことによってはじめて、
日本のETF マーケットが認知&拡大していくのです。

別の言い方をしますと、

(中期的に)「国内ETF」の発展がなければ、
ETFは【特殊な金融商品のひとつ】という 領域 を
抜け切ることはできないとわたしは思います・・。

(それほど「日本の市場」に
多種多様なETFが上場するインパクトは大きいのです・・)

また先日、
フィデリティ証券、マネックス証券などで、

年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券
の取扱いが始まるとお伝えしましたが【こちら】、

これでようやく、
■ 通常のインデックス・ファンド と、
  ETFの「健全なる競争」も始まるわけです。

長期的に見ますと、
通常のインデックス・ファンドの「品揃え」が充実することで、
ETFの認知にもよい影響を与え、

ひいては「インデックス投資」そのものへの理解が
深まっていくと考えます。

(まだまだ道のりは遠いのです・・) 


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