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インデックス・ファンドがETFに出会うまで その3)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今となっては信じられないことですが、
バンガード社の「The Index 500 Fund」が登場するまで、
私たち個人投資家にとって資産運用といえば
「アクティブ運用」のことだったのです。

もちろん、1976年以前にも
市場の平均値 =インデックス(指数)は存在していましたが、
「灯台もと暗し」というのでしょうか、

誰も「指数」そのものを組み込んで
運用の道具にしようとは思わなかったのです。

(当時の認識としては、指数というのはあくまで
市場全体の動向を知るためのツールであり、
運用の道具ではない、というものでした)

また、1976年当時、
ファンド運用会社の多くはバンガード社の試みに
冷ややかな視線を送っていました。
「バンガードの愚行だ」と露骨に言う人もいたそうです。

「市場の平均値と
同じ値動きをするファンドなんて・・。
運用会社の仕事を放棄しているのと同じだよ。」

実際、1980年代半ばになるまで、
バンガードに続くインデックス・ファンドは現れませんでした。

しかし、分かりやすい商品性(シンプル・低コスト)、
そしてマーケットそのものの上昇トレンド、
また確定拠出年金の普及など、

さまざまな要素が重なり合って
Vanguard 500 Index Fund は、
2006年までに世界でいちばん大きな投資信託となります。

※ バンガードこそが、世界にインデックス投資を広めた
最大の功労者であるといってよいでしょう。

さて、インデックス投資の歴史に戻りますと、
その後1993年になってようやく、
アメリカではじめてのETF、

The SPDR S&P500 ETF (愛称:スパイダー)が
アメリカン証券取引所に上場します。
(運用会社はステート・ストリートでしたね)

実はその2年後に、
ひとつの「買収劇」があったのです。

前回】、ウェルズ・ファーゴが1971年に世界ではじめて、
機関投資家向けの「インデックス・ファンド」を設定した、
とお伝えしましたが、

その後もウェルズ・ファーゴは、
機関投資家向けに「インデックス運用」を続けていました。
そして1995年、
イギリスの投資銀行だったバークレイズが、
ウェルズ・ファーゴの運用部門を買収するのです。

そして、自身の運用部門と併せてその名を、
バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)と
改めました。
(実はバークレイズはこの買収によって、
本格的にアメリカに進出することになります)

(視点は変わりますが、)
当時、ETF運用においては
もうひとりの雄がいました。
「モルガンスタンレー」です。

モルガンスタンレーは、ステート・ストリートが
スパイダーを設定したあとはじめて、
オープンエンド型ETFを設定した
「ETF運用会社」だったのです。

※ オープンエンド型について知りたい人は、
厳密に言うと、ETFは4つの型に分かれます」を
お読みください。

モルガンスタンレーは1996年に、
World Equity Benchmark Shares という、
外国株式ETFを設定します。
(それもなんと17本も)

そして、同じ年、
バークレイズ・グローバル・インベスターズは、
このモルガンスタンレーの
ETF運用部門を買収することで、
ETFビジネスに進出し始めるのです。

わたしは、1995年に、バークレイズが
ウェルズ・ファーゴの運用部門を買収したときに、
「インデックス・ファンドがETFに出会う素地が出来た」
のだと考えています。

「でもカンさん。どうしてモルガンスタンレーは、
ETFの運用部門をバークレイズに売ってしまったの?」

それは(ETFを)持っていても、
儲からないと思ったからではないでしょうか・・。


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