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バークレイズの賭け


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

インデックス・ファンドがETFに出会うまで その3)
でご紹介しましたが、
1996年、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)は、
モルガンスタンレーからETFの運用部門を買い取ります。

(当時、モルガンスタンレーは、
World Equity Benchmark Shares という
外国株式ETFを17本運用していました)

96年といえば、ずいぶん昔の話ですが、
あなたは何をしていましたか?
(わたしは不動産の仕事をしていました。)

BGIはアメリカでは新参の運用会社であり、
まだ個人投資家向けのファンド運用は行っていませんでした。
ここが、↑ETFに参入した会社としては【有利】に働くのです。

なぜならBGIは、
既存のマーケットが侵食されるのを気にせずに、
ETFビジネスに向かうことができたからです。

それに、機関投資家向けの運用業務を行っていたBGIは、
ひそかに思っていたはずです。
「個人向けの運用の方が儲かるぞ・・」と。

※ たとえば、日本国内の運用会社を例に挙げますと、
まったく同じ日本株式インデックス・ファンドを運用しても、
機関投資家向け商品で請求できる信託報酬率は、
個人向け商品の1/3、1/4 程度なのです。

さて、アメリカに話を戻しますよ。

96年当時、ほとんどのファンド運用会社は
ETFを黙殺していました。
鼻が利く人の中には、
ETFの潜在可能性を嗅ぎ取っていた人もいるはずですが、

運用会社は何よりも、
「既存の投資信託ビジネスのパイが奪われること」を
恐れていたのでしょう。

⇒ どこかの国の、運用会社の現在の心境と同じですね。

結果的に、ですが、
2000年になるまでBGIはETFビジネスについて
具体的なアクションを起こせないままだったのです。

さて、(今となっては信じがたいことですが)
2000年はじめ、アメリカではわずか
30数本のETFしか存在していませんでした。

(わたしの↓勝手な想像ですが)
バークレイズの担当者はこう思っていたはずです。

どの運用会社も、包括的な品揃えをして
ETFのマーケットに打って出ようとしない。

本当にリテール向けの
ETFマーケットは存在するのだろうか?
(いや、創造できるのだろうか?)

(・・きっと出来るはずだ)

では、どうして競合他社は動きを見せないのだ?
もしかしたら、マーケットそのものが
存在しえないからではないか・・。

わたしには(BGIに)
友人も知り合いもいないので(笑)、

このとき、BGIという会社の中でどのような検証が行われ、
そして、どのような経緯で
ETFビジネス拡大の決断に至ったのかは
知る術もありませんが、

ともかくBGIは賭けに出たのです。

2000年5月、バークレイズは
手薄だったアメリカ株式ETFを4本、
アメリカン証券取引所に上場させます。
そしてその翌週、なんと10本の
アメリカ株式セクター、スタイルETFを上場させるのです。

そして、BGIが運用するETFの名称を、
iShares(アイ・シェアーズ)というブランドに統一しました。

(今から振り返ってみますと)
2000年5月とは、ITバブルが崩壊し、
市場が強烈な下げ相場を演じていた最中ですよね。

こんなときに賭けに打って出たバークレイズは、
果たして大丈夫だったのでしょうか?


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