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進化する道具、ETFとは? その3)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ETFという次世代ツールの普及に
大きな役割を果たしたのが、
バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)
という会社です。

BGIは2000年に
iShares というETFブランドを立ち上げた、
業界を代表する運用会社です。
(BGIの親会社はバークレイズ銀行という
イギリスの会社です)

さて、BGIは1995年にアメリカに進出し、
2000年に事業拡大に乗り出します。

ご承知の通り、
2000年といえば、ITバブルが崩壊した年です。
多くの投資家がドットコム企業にお金をつぎ込み、
苦い経験をしたことは記憶に新しいですね。

自身の投資ポリシー、
相場観に自信が持てなくなり、
より合理的な投資スタイルを模索する動きが
多くの投資家の間に起こりました。

(逆説的ですが、ベアマーケットであるからこそ、
多くの投資家がETFに関心を寄せたのでしょう。)

(また、これは別の視点ですが)
米国では、1980年代、90年代を通じて、
さまざまなデータから、

多くのアクティブファンドが
インデックス(指数)を下回る成績しか残せていない
という事実が、次第に明らかになっていました。

個人投資家の間にも、
「シンプルで合理的な投資を実践したい」というニーズが、
芽生え始めていたのだと思います。

基本に帰りますが、
ETFを購入するとは、
市場の平均値に投資を行うことです。

市場の平均値とは、言ってみれば
マーケットの「総意」ですから、

明日、あるいは一週間後に平均値が
上がっているか下がっているかを予測するのは
至難の技です。

つまり、
ETFは本来的に短期売買には向いていません。

「市場の成長に投資する」というイメージを持てば、
ETFは長期保有してこそ、
その効果がもっとも期待できる金融商品であることが
おわかりいただけると思います。

ところで、長期投資と字に書くのは簡単ですが、
実践するのは生易しいことではありません。

なぜなら、
私たちは今保有する金融商品こそが、
投資対象と思ってしまうからです。

「発想の転換」をしましょう・・。
実は私たちが保有し成長させるのは、
金融商品そのものではありません。

私たちは、複数の資産を包括した
「ポートフォリオ」という装置を管理しながら、
育てていくのです。

個々の金融商品が発する生臭い感情を取り除き、
それらをポートフォリオのパーツとして
認識することが肝要なのです。

そうすれば、
長期投資はずいぶんと楽になると思います。
そして、そのポートフォリオのパーツとして
ETFを利用するわけです。

まず、ポートフォリオのエンジン役となる
「株式」の選択ですが、
ここはシンプルに
世界の株式市場そのものに投資を行いましょう。

以下に挙げる三つの株式ETFを保有することで、
世界45ヶ国の株式に投資を行うことが可能となります。

i シェアーズS&P 500 インデックス・ファンド、
i シェアーズMSCI EAFE インデックス・ファンド
(以上、先進国株式)

バンガード・エマージング・マーケットETF
(新興国株式) です。

実は、日本の株式は
MSCI EAFE インデックス・ファンドの中に含まれています。

世界に広く収益の機会を求めるなら、
日本株式は特別視しないというのが
わたしの考え方です。

さて、ポートフォリオを組む目的は、
複数の資産を組み合わせて、
ある種の【化学反応】を起こさせることにあります。

そうすることによって、
ポートフォリオのリスク総量を
減らすことが可能になるからです。

「株式」と化学反応を起こしやすい資産は
「債券」です。

これらの資産は、株式と異なった
値動きをするケースが多いため、
ポートフォリオの価格変動を和らげる役割を担っています。

その債券ですが、
株式と同じく世界を中心に投資を行いましょう。

日本以外の先進国債券に投資を行うETFが
今のところ存在しないため、
通常のインデックスファンドを充てるのがよいと思います。

日本債券については
シンプルに円建てMMFを保有します。

この円建てMMFは、
そもそもリターンを求めるパーツではなく、
マーケットがいか様に変動しても名目価値が変わらない
「安全資産」と認識してください。


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