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リクソーが新たに5本のETFをシンガポールに上場させました(日本のマーケットがどんどん追い越されていく?)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

私たちが素人考えで思いつくこと・・。
たとえば、何種類かのETFを
フランスで上場させたとしましょう。

次に、ヨーロッパ各国で
同じETFを「重複上場」させます。

これはそんなに難しくありません。
・共通の通貨「ユーロ」がありますし、
・(法制面で)EU圏内では、
改めて商品の認可・承諾を受ける必要がないからです。

そして、次には時差が顕著にある
まったく違う「地域」への重複上場を目指します。

これから経済が発展する場所はいったい何処でしょう?
「アジア」です。

そう考えて
フランスのリクソーアセットマネジメントは、
2006年、シンガポール市場に複数のETFを
「重複上場」させました。
(2007年には香港にも重複上場を果たしています)

そして、今月12日、
リクソーはシンガポール交易所に
新たに5本のETFを重複上場させたのです。
リクソー シンガポールのサイトは「こちら

・リクソーETF イースタン・ヨーロッパ (CECE EUR)
(銘柄コードH1M)
・リクソーETF MSCI エマージングマーケット
(銘柄コードH1N)

・リクソーETF MSCI EM ラテンアメリカ
(銘柄コードH1O)
・リクソーETF MSCI ワールド
(銘柄コードH1P)
・リクソーETF ナスダック100
(銘柄コードH1Q)

(エマージングマーケット、ワールド、ナスダック100は
香港でも重複上場済み)
リクソーのプレスリリースは「こちら」(PDFファイルです)

リクソーの立場に立ってみれば、

「ETFというプロダクトは
そんなに儲かる商品ではないから、
とにかく純資産額を
ある一定規模以上にする必要がある。
規模の利益が大切なのだ。

そのためには、
本数をたくさん運用すればよいわけではなく、
ある程度の数のETFを
複数の地域で運用できるようにする。
それによって(結果として)純資産額を高める・・」

つまり、コストを抑えながら、
グローバルに展開していくためには
どうすればよいのかを熟慮した結果、
「重複上場」という戦略にたどり着いたと思うのです。

ところで、
上記リクソーのプレスリリースの中で、

シンガポール交易所の担当者の、
「アジアのハブを目指す」というコメントが載っています。

現実にリクソーは
東京ではなく、シンガポール、あるいは香港を
「重複上場先」として選んでいるわけですね。

その理由は、上場のためのコスト、
上場を維持するためのコストがリーゾナブルである。

あるいは、
ETFの売買を成立させるための
「インフラ」が整っている。

具体的にいいますと、
複数のマーケットメーカーが存在し、
インセンティブを持って
ETFの価格形成をサポートする体制が整っている。

日本の株式市場は、
どれを取っても見劣りしているのです。
ですから、リクソーは東京を選んでいないわけです。

オーストラリアには、
i シェアーズの代表的ETFがちゃんと上場しています

の項でも言いましたが、

日本とシンガポールの間に
時差はほとんどありません。
市場の規模も日本のほうが大きいです。

なにが違うかというと
【危機感】が違うのです。

厳しい言い方をすれば、
先に歩いてきた者の「おごり」が、
市場参入の壁を高くしているだけだと思います。

5年後に後悔しないためにも、
日本のマーケットは今、変わらなければならないのです。


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