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新生銀行、あおぞら銀行、東京スター銀行について その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今、新生銀行とあおぞら銀行の
「合併交渉」が行われているのをご存知ですか?

まだ決定には至っていません。

両行の筆頭株主である「外資系ファンド」の合意が、
いまだ成されていない模様です。

この合併交渉自体、
両行が苦境に立たされている「証し」とわたしは見ています。

◆ 銀行にとって「預金」とは【仕入れ】です。
5年ものの定期で
1.5%や、1.7%の金利を付けるということは、

そのような金利を提示してまで
お金を【仕入れざるを得ない】状況なのか?
と疑ってみる必要があるということです。

また、新生銀行では、
あなたがヤフー、グーグルなどで検索を行うときに
表示される広告枠(リスティング広告)に、

「新生銀行の円定期預金
元本保証 ネットなら100万円以上で
5年もの年1.7%(税引前)」

という広告も載せています。

(昨日、日経新聞での「紙面広告」の話をしましたが)
1.7% + 広告宣伝費 というコストをかけてまで、
「資金調達」しようとしているのです。

「じゃあ、カンさんは
5年ものの定期で1.5%や、1.7%の金利を付ける銀行は、
破綻するかもしれないって言うのですか?」

いいえ、
わたしはそうは思っていません。

実際、経営が苦しいと伝えられている
新生銀行、あおぞら銀行についても、
(万一、現状より資金繰りが苦しくなる状況になれば)

公的資金が再注入されるなど、
いくつかの選択肢が上ってくるでしょう。
(実際に経営破綻する可能性は低いと見ています)

しかし、です。
(ここからがあなたへの「メッセージ」です)

屋台骨が揺らいでいる金融機関に
あなたのお金を預けるのと、

しっかりした土台がある金融機関に
あなたのお金を預けるのと、
どちらがよいかと言えば、答えは明白でしょう。

屋台骨が揺らいでいるということは、
躯体が倒れてしまわないよう、

周りにある商品・サービスの条件を
変えてくる可能性があるということです。

たとえば、
ATMの使用条件が変わる・・
振り込み手数料の条件が変わる・・

投資信託の取り扱い銘柄、あるいは手数料が変わる・・
あるいはローン商品の条件が変わってくる など。

◆ そこに【リスクの芽】があるなら、
  まずはそれに対して「敏感」になること。

そして、
【目に見えるリスク】に比べて
リターンが釣り合っていないと感じたら、

あるいは逆に、
良すぎるリターンを提示されて、
そこに【不釣り合いなリスク】が存在すると感じたのなら、

(そのリスクが実際に発生する、しないは別として)

そのような金融商品は見送る、あるいは
そのような金融機関は避ける という
「姿勢」を明確にすることが必要です。

それが「マネーリテラシー」を高めることに
つながるのです。

銀行という事業会社のリスクを計るのはある意味、簡単です。
仕入れである「預金金利」の数字を見ればよいのです・・。

※ このコラムは
わたくしカン・チュンド個人の意見を表明しています。
わたしはいたずらに不安を煽っているわけではありません。
万一、銀行が経営破たんした場合でも、1金融機関につき、
預金1000万円とその利息相当額は「保護」されます。


◆ 参照記事
経営統合は再建か延命か 新生、あおぞら銀交渉の行方
新生・あおぞら銀 成長戦略迷走
4カ月半で1兆円が集まる! 新生銀行「高金利定期」の裏事情

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COMMENT

Re: はじめまして

rus さん、こんにちは。
5年ものの債券であれば、
よほどのことがない限り(返済するまで)5年の猶予がありますが、
預金という「借り入れ」では、
いつ「元本を返せ」と言われるかわかりません。

同じ資金調達でも
やはり意味合いが違うのではないでしょうか。


| カン・チュンド (姜 忠道) | 2009/06/12 15:23 | URL |

はじめまして

いつも参考にさせて頂いてます。

> そのような金利を提示してまで
> お金を【仕入れざるを得ない】状況なのか?

とありますが、
資金調達が難しい昨今
優良企業でさえ5年もの債券に2%くらい利率をつけており、

5年で利率1.7%というのは
新生銀行としては
「社債発行よりだいぶ有利に資金調達ができた」

という風に解釈はできないでしょうか。

| rus | 2009/06/11 19:21 | URL | ≫ EDIT

mari さん

そうです、
「うまい話」は世の中にありません。

リスクとリターンは
コインの表と裏であることを、
投資を始めれば実感されると思いますよ。

| カン・チュンド | 2009/06/06 11:25 | URL |

なるほど

今、私は自分の金融状況?というのか、貯金、保険などなどを見直しているところでした。そんな時にタイムリーな話題。件の新生銀行も考えに入れていたところです。
株だけではない、「上手い話には気をつけろ」ですね。

| mari | 2009/06/05 22:19 | URL | ≫ EDIT














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