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下流社会

こんにちは、カン・チュンド です。

わたしは「今 話題の本」は
意識的に避けているのですが、
これは読んでしまいました。

下流社会
~ 新たな階層集団の出現 ~(三浦 展 著)
 ↑ ちょっとショッキングな内容です。

この本を読めば、
日本の社会が(今まさに)
二極化 しつつあることを実感します。

今まで 中流意識 の中で生きてきた「一定層」が
【下流】に押し流されていくと 本書 は喝破します。

この押し流され「現象」、
つまり社会の「分化現象」が、

静かに、深く進行しているのが、
現在 なのではないでしょうか?

著者は特に、

団塊ジュニア世代と呼ばれる、
30代前半 を中心とする「若い世代」に
下流化傾向 が著しいと記しています。

(振り返ってみますと)
わたし(37歳)が生まれた時、
家には テレビ がありました・・。

あなたの家にも テレビ はありましたか?

もしかしたら(生まれた時)
クルマ もあったのではないでしょうか?

クーラーは?
ピアノは?
電動ミシンは??

あなたは(もしかして)郊外の住宅地 に生まれましたか?
あなたが生まれた時、ご両親は 持ち家 でしたか?

団塊ジュニア世代 は、
日本がすでに「豊かになった」時代 に生まれた 世代 です。

あなたは「貧富の差」というものを
まざまざと見ることなく、
育ってきたのかもしれません。

今の20代、30代が 経験しつつあること、
それは、

過去の蓄積で作られた【中流】という 階層 が、
自身の成長と共に 揺らぎ始めているという 不安感、
なのではないでしょうか・・。

20代や 30代で、
「もしかしたらワタシの人生、
今がいちばんよい時なのかもしれない・・」

と感じてしまうのは、
(はっきり言って)不幸 なことだと思います。

社会の「分化」が進んでくると、

「中の上」「上」を認識する親からは、
「中の上」「上」を認識する子が育ち、
「中の下」「下」を認識する親からは、
「中の下」「下」を認識する子が育つ、

というように、
社会の分化 が「固定化」されてしまいます。

つまり、
◆ 人生の 逆転現象 が極めて起こりにくい社会 になる、
ということなのです。

本書の中で、
トヨタのクルマを例に挙げた逸話があります。

著者は

「いつかはクラウン」と謳ってきたトヨタが、
高級乗用車 レクサス を
日本に登場させたのは意味深いことだ、
という主旨のことを言っています。

「いつかはレクサス」という形では売られないであろう・・。
  ↑ 著者のことば です。

(続いて、わたしからの言葉です)
ちょっとキツイことを申し上げます。

私たちはもはや、
自身の中で、オリジナルな
「上昇志向」を創っていかなければ、
人生に率直な意味を見出せなくなっていると思うのです。

例えばあなたは、
自分の給料が上がらないのは
「景気が悪いからだ」と思っていませんか?
(それは間違いです・・)

今後、自身の収入は
「上げる努力」をしないと、上がりません・・。

それどころか、
下がってしまう可能性が 大 なのです。

給与 という「定期的収入」は、
それを生み出す個々の人間
(人的資産の活用)によって、
高くなったり低くなったりします。

(今までのように)
「期待収入」が 一律、一定割合 で増えていく
ということは、もはやあり得ません。

この、「定期的収入」の確保のために
惜しまず 努力をしてください。
(これがいちばん大切なことです・・)

そして、
「定期的収入」の一部を 育てていくことにも、
エネルギーを注いでください。
それが 投資 なのです。

どちらも「長期的な視点」が必要であることは、
言うまでもありません・・。



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