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【投資おさらい講座】 その2) ~ 2006年のS&P500指数のチャートを見てみよう ~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

私たちにとって、
1年 365日は?
人生の中でごくわずかな「1年」です。

ただし、スズメにとっては、
365日は人生の中で大きなウェイトを占めます。
(いや、『スズメ生』というべきでしょうか。)

昨日
1997年から2006年までの10年間、
アメリカ株式市場の平均値S&P500指数は、
年率8.4%の収益を上げました。


とお話しました。


しかし、毎年毎年の
結果リターンはバラバラ。
傾向もないもありません・・。

では、です。

時間の尺度をもっと短くして、
1年「365日のスパン」で
株式市場を見た場合はどうでしょう。

たとえば、
2006年をピックアップしてみます。

日本でもアメリカでも、
2006年は(概観すると)
とても幸せな1年でした。


long tail


2006年、
アメリカ株式市場の平均値S&P500は、
プラス16.3%の収益を上げました。
(嬉しいですね・・)

えっ、今わたしは何て言いました?

「2006年、
S&P500はプラス16.3%の収益を上げました。」
といいましたね。

この表現のしかたが(実は)とっても怪しいのです。


「2006年、
S&P500は16.3%の収益を上げました。」


と言うと、

2006年の1年間、
株式市場はコンスタントに
「よい成績を上げていた」というふうに聞こえますが、

実はそうではないのです。

下のグラフをご覧ください。
これは2006年のS&P500のチャートです。


20061102soerb.jpg


少し見にくいかもしれませんが、
実は1月のところが少し途切れており、
実際の2006年のスタートは
もう「少し低い位置」となります。

5月に少し上向いたりしていますが、
あとはどんどん『下降線』を辿るのみで、

1月から8月の半ば頃までの
S&P500をトータルで見ると、
実は少しも上昇していません・・。

逆に【大きく下がっています。】


(もうこの時点ですでに
1年の半分以上が過ぎているにも関わらず!)


しかし、その後3ヶ月あまりで
寝た子が起きたかのように、
株式市場は急上昇しました。

(具体的には8月の半ばから12月はじめにかけて!)

これって人間でいいますと、

1月から8月半ばまで、
ひたすらテレビゲームをして、
食っては寝て、遊び呆けていたカンという人間が、

8月の半ばから12月はじめまでの3ヶ月間で
寝る間もなく集中して仕事を行い、

1年分の稼ぎ(年 16.3%の収益)を上げた、
ということなのです。


ほんと、
株式市場って「いいかげんなところ」です。


短期投資家のスミスさんだったら、

 「なんだい、S&P500に連動するETFを
この1月から半年以上も保有しているのに、
ぜんぜん上がらないじゃないか。

もうこんな投資はイヤになった。
売ってしまえ!」


ということになるかもしれません。


sowing.jpg


★ たった1年の間でも、
いつマーケットが上昇するのかは、
誰にもわからないのです・・。

株式市場の収益の現れかたが
いかに「いびつ」であるか・・。

「だからマーケットは面白い!」
という方もおられますが(^^;


(消去法的ですが)

結局のところ、
市場に投資し続けることが、
市場の「成長」をすべて捉える唯一の方法なのです。

これを世の中では「長期投資」と呼んでいます。



先ほどわたしは、
「2006年、S&P500は16.3%の収益を上げました。」
と言いましたが、

正確には、

「2006年、S&P500は16.3%の収益を上げましたが、その収益のほとんどは、8月の半ばから12月はじめまでの3ヶ月余りで達成されたものです」。

と言うべきなのでしょう。

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