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新興国債券をお勧めしない理由 その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

時に、物ごとは、抽象化して捉えたほうが
わかりやすい場合があります。

よく、投資の「設計図」を作る際に、
【株式と債券を組み合わせましょう】と言いますが、

あの思想は、
あくまで「株式」を主人公にした考え方です。

投資においてもっとも収益が期待できる資産は?
「株式」です。

じゃあ、「株式」だけ持てばいいじゃない。

いやいや、「株式」にも問題があって、
価格の上がり下がりが激しすぎるのです。

個人が、長い目で見て
投資を無理なく【続けていく】ためには、
もう少し資産全体の
ボラティリティーを下げる必要があります。

たとえば、戦略的に
「債券」というものを組み入れるのです。

なんだい、「債券」って?

ここでいう「債券」とは、
「株式」のボラティリティーを下げる
【クッション】の役割を果たすツールと考えてください。

ああ、【クッション】ね、ツールね。
それだったら、
ないよりもあったほうがよさそうだね。

(ちなみに【クッション】とは、
それに接触する物体があってはじめて
意味を成します・・)

つまり、
ポートフォリオ運用の考え方では、
「債券」とはあくまで、

「株式」を主人公とした舞台に登場する
【脇役】にすぎないのです。

「株式」という主人公が居てこそ
存在価値が生じる【クッション】・・。

(映画は「主役」だけでなんとか引っ張れますが、
「脇役」のみの映画というのはちょっと考えられません)

ということは・・
カンさんは、「債券」のみを見た場合には、
そんなに魅力的な資産ではないと思っているの?

はい、思っています。

「債券」のみを見た場合、
特に「海外債券」は、
引き受けるリスクの大きさと期待リターンの大きさが
釣り合っていないとさえ感じます。

それでも、

ポートフォリオの中に「債券」を組み入れるのは、
(「株式」という資産から見た場合の)
【クッション】の役割を「債券」に期待しているからです。

あー、もうはっきり言ってしまいましょう。

「債券」という資産のみに、
そもそも高い収益など求めていないのです。

◆「債券」は収益を得るために組み入れるのではなく、
  リスクを和らげるために組み入れる。

これがポートフォリオ運用の考え方です。

「債券」の役割は
そもそも【クッション】であるはずなのに、

もし過大なリスクを「債券」で取ってしまえば、
(たとえば「新興国債券」に投資を行うと)

それは「脇役」が
「主役」のような演技をしてしまうことであり、
舞台 = ポートフォリオの前提が
崩れてしまうことを意味します。


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