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ポートフォリオからの資金引き出しも考えて運用を行っていますか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今よりずっと資産運用がポピュラーになり、
同時に社会の高齢化が進展すると、

お金をどう殖やすのかというトピックに加え、
「殖やしたお金をどう使うのか」という、
【資金の取り崩し戦略】に関心が集まってくると考えられます。

人が資産運用を行うのは、もちろんお金を使うためです。
そのお金の使い方、正確にいうと、
ポートフォリオからどのように資金を引き出すのか
という「ノウハウ」が重要になってきます。

アメリカの
Journal of Financial Planning」の記事によりますと、
5万ドル以上の蓄えがある高齢者(55~75歳)のうち、
成り行き任せで老後の資金を引き出す人が
過半数を超えるとのこと。

しかも多くの場合、
引き出しは1度に多額(1万ドル以上)の傾向があるそうです。
ここは冷静に考えてみましょう。

多くの額を引き出すことが一概に悪いとはいえません。
(人が資産運用を行うのは、
 お金を使って楽しむためですから
しかし、成り行き任せではいけないでしょう。

当オフィスでは、
ポートフォリオから継続的に(たとえば1年に1度)
資産全体の3~5%程度を引き出されることをお勧めしています。

ただし、リタイア後も
株式を含めた「リスクテイクなポートフォリオ」を組む、
ということが前提条件となります。

(当オフィスでは、世界の株式に広く投資を行うことで
(インフレ率を除いて)5~7%のリターンを獲得することが
十分可能であると考えています)

ところで、ポートフォリオ管理を続ける中で
最大のリスクとはいったい何でしょうか?

それはあなたが【長く生きること】です。
そして、あなたが長生きすることによって、
ポートフォリオ資産が【枯渇してしまう】ことなのです。

◆ そうならないためには、
【資金を引き出しながら運用は続ける】
という考え方が必要になります。

あっ、もちろん何か特定の投資信託を解約して
毎年の引出し資金を用意するわけではなく、
資産配分の割合をできるだけ変えないように、
個々の投資信託を「部分解約」するということが肝要です。

資産配分の割合をできるだけ変えないように、
というのは言い方を換えますと、
あなたが背負う「リスクの量」をできるだけ変えないように、
ということです。

ところで、
実際に「何歳から資金を引き出すのか」ということには
個人差があります。

たとえば、公的年金、企業年金、そのほか、
任意で加入した個人年金などの原資が豊富で、
リタイア後も5年、10年は
これら「年金収入」で生活資金を賄うことができれば、

ポートフォリオは(資金の引き出しを経験することなく)
現役時代と同じ姿勢で運用を続けることになります。

たとえば、73歳になってやっと資金の取り崩しを始めた、
というような場合、

自身と配偶者の【余命年数】を考慮に入れつつ、
ポートフォリオからの引き出し額を、
資産全体の5~7%程度にしても
差し支えないケースが出てきます。

<資金の引き出し開始年齢を先延ばしにすればするほど、
引出しのパーセンテージを上げる余地が広がる、
ということです>

資産運用という学問がまだ発展途上であるため、
日本だけでなく、欧米においても
この【出口戦略】に関するノウハウは
まだ十分積み上がっていません。

わたし自身、関心を持って取り組んでいきたい分野なのです。
(なぜならわたしも、24年後には65歳を迎えますから・・)

ポートフォリオ管理に関するご相談は
コンサルティング専科】で承っております。
 




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