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リ・バランス についての考察


こんにちは、カン・チュンド です。

あなたが 19世紀のベトナム陶器 を
コレクションしていようが、

ペコちゃんの人形 を集めていようが、
8棟のマンションを保有していようが、

資産管理(アセット・マネージメント)が
必要なことに変わりはありません。

(ということは)
資産を守るために 大きな倉庫 が必要?
何人も人を雇わなければならない?
(心配ご無用ですよ・・)

晋陽FP事務所では、
有価証券(紙切れ)による
「資産管理」を推奨していますので、

大そうな設備 は必要ありません(笑)
(なにせ、紙切れですから・・)

もし「資産管理」のために
人をひとりだけ雇うなら、
カンをご指名ください(宣伝・・)

(さあ、ともかく)
あなたが「資産管理」を行う上で、
浮かび上がってくるのが、

「わたしのこんな 小さなポートフォリオ でも、
リ・バランス が必要なのかしら?」という 疑問 です。

リ・バランス とは?

資産運用を行う際に、
価格変動などにより変化した
「資産配分の比率」を調整すること。

(つまり、)資産配分の比率を
【元の状態】に戻す作業を指します。

(具体的には)
資産の一部を売却したり、
一部を買い増ししたりするのです。

ふ~ん、そうなんだ。
賢明な運用者は、運用を行う前に、
「運用の設計図」というものを描きます。

そこには 投資する資産(金融商品)と、
資産全体に対する「保有割合」が
パーセントで記されているはずです・・。

「まあ、とりあえず
 このGGファンドに 100万円 いっとこか!」
という気分屋さんには
まるで関係のないお話ですが(笑)

例えば、

円預金        40%
世界株式ファンド 30%
世界債券ファンド 30%

という「設計図」があるとしましょう。

(当たり前ですが)
運用の設計図 は、あなたの財政状況、
そして 投資目的 に
“合致”したものでなければなりません。

65歳のAさん(ご資産 4000万円)と
31歳のBさん(ご資産 380万円)では、
違った「運用の設計図」になって当然なのです。

そして、人は 蝋人形 のように、
止まったまま生きるものではありませんから、

あなたの【人生状況】が大きく変われば、
「設計図」も描き直す必要が 出てくるわけです・・。

(注・・株式市場 が大きく動いたからといって、
  設計図 を描き直すのではありません・・)


さて、再び・・、
あなたはこう思うはずです。

「なぜ、保有比率 が変わったからといって、
リ・バランスする必要があるの?」

例えば 上記「設計図」で、
世界株式ファンドの価格 が
上昇していったとします。

すると、資産全体に対する
「保有割合」は上がりますよね。
(つまり、調子のいい時です!)

ん?「調子がいいなら、
そのままにしておけば いいじゃない?」
と思いませんか?

2年くらい放っておく?
3年?   5年?
フム、フム。

あなたが 資産全体(ポートフォリオ)を
6年間 放っておいたとしましょう。
(1994年から1999年末までの 6年間 とします・・)

結果、各資産の保有割合 が、

円預金        15%
世界株式ファンド 70%
世界債券ファンド 15%
になりました。

(90年代を通じて、
世界株式 はその資産価値を大きく増やしましたから)

あなたが
「リ・バランス」をしなければ、

あなたが想定した以上のリスク
(つまり、設計上にないリスク)
をその背中に抱え続けることになるのです。

そして2000年には(ご承知の通り)
ITバブルのクラッシュが起こりましたね。

ポートフォリオの中で重みを増しすぎた
「世界株式ファンド」は その値 を大きく下げ、

(かつ)あなたの資産全体も、
巻き添えにしていきます・・。
(残念ながら)未来のことは 誰にも分かりません。

多くの方が 資産運用を行う際に
当てのないリターン を夢想しますが、

資産運用を続けるために
いちばん大切なことは、
■ 致命的な損失 を回避すること です。

瀕死の重傷 を負えば、
(ポートフォリオが)回復するのに
多大な時間 を要してしまいます。

あなたの財政状況、
そして 投資目的 に“合致”した
リスクを負い続けること、
そのための「リ・バランス」なのです・・。

投資 という作業は、
なにも リターン を求めることだけではありません。

リスク を管理することも
立派な「投資」なのです・・。



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