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ETF(今日は「指数」に関するうんちくです)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ETFという料理を作るためには、
3つの要素が必要です。

ひとつ。ETFを運用する運用会社さんです。
ETFという道具を作って運営する大元がいないと
話になりません。

ふたつ。指数を提供してくれる指数提供会社さん。
ETFは市場の平均値との連動を目指す運用ツールです。

ETFの運用には、
市場の平均値を組成し、それを継続的に管理している
指数提供会社さんの協力が欠かせません。

みっつ。ETFを上場させてくれる証券取引所さんです。
どんなに優れたETFを組成しても、
活躍の舞台(取引所)がないことには話になりません。

今日は、ふたつ目に挙げた「指数提供会社さん」に
スポットを当ててみましょう。
(いつものように「具体例」を挙げてみます…)

ここに、
i シェアーズMSCI ブラジルIndex Fund という
ETFがあります(銘柄コード EWZ)

当該ETFは「MSCI ブラジル指数」との連動を目指して
運用されます。

このETFの運用会社はブラックロックですが、
指数提供会社は MSCI Barra です。

ブラックロックは、
当該ETFの名称の一部に
「MSCI ブラジルIndex」という指数の名を冠していますが、

これはMSCI Barraにお願いして、
MSCI Barra が組成し管理している【指数の名前】を
「使わしてもらっている」ということ。

つまり、運用会社であるブラックロックが
MSCI Barra に
【ライセンス料】を支払っていることを意味します。

この【ライセンス料】は、
当該ETFの年間経費の中に含まれています。
(つまり、私たちETF保有者が
「ライセンス料」を支払っているということ)

◆ 指数を作り、
指数を管理することがビジネスになる意味は
ここにあります。
(ETFの運用においてはまず【指数】ありき、なのです)

さて、代表的な指数はMSCI、ダウ、
FTSE(フッチーと読みます)、S&Pなどですが、
これらすべての指数には
必ず「指数を管理している会社」が存在します。

たとえば、ダウ平均を管理しているのは
ダウ・ジョーンズ社です。

原始、「指数」の役割は、
市場の温度計のようなものであり、
マーケット全体の健康状態を測るバロメーターでした。

(当たり前ですが)
インデックス投資がこの世に登場するずっと前から、
「指数」は存在していたのです。

そういう意味では、
ダウ平均を管理するダウ・ジョーンズ社は
伝統的かつ古風な会社といえるでしょう。

「私たちはETFやインデックス・ファンドのために
指数を管理しているのではありません」
という気概のもと、

ダウ・ジョーンズ社はこれまで金融商品に
ダウ平均「dow jones industrial average」
の名称を使用させることを、頑なに拒んできました。

ところが、ダウ・ジョーンズ社も
時代の趨勢には逆らえなかったのですね。
(また、指数提供が
大きなビジネスになることにも気づいたわけです)

1997年、シカゴオプション取引所が、
ダウ平均のオプション商品を組成するために
ダウ・ジョーンズ社からライセンスを供与されました。

(なんと、ダウ平均が指数の算出をはじめてから
101年目にして「初めて」のことだったのです)

そして次の年、1998年に
ダウ平均との連動を目指すETF
ダイヤモンド トラスト シリーズ1」が運用を開始します。
(銘柄コード DIA)

指数提供会社とはほんらい、
同じ場所に旗を立て、
地道に気象観測を続けるような「地味な会社」です。

それがETFの隆盛とともに、
突然スポットライトを浴びることになったのです。

ふろく)

今日からコンサルティングルームに
サンタさんが登場しました。

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