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ETF(「指数」が儲かるなら、わたしも「指数」を作ってみよう)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日、ETFの運用に【指数】は欠かせないものであり、
通常、指数提供会社にライセンス料を支払ってETFは運用を行う。
とお話しました。

ETFのマーケット規模が大きくなってくると、
「指数提供というのはけっこう儲かるらしいよ」
というコンセンサスが広がり、

ETFの「運用会社」
(ETFを上場させる)「証券取引所」も、
指数提供に関心を寄せ始めたのです。

たとえば、
ナスダック市場では1985年から
「ナスダック100」という指数の算出を始めています。

これは、ナスダック市場という
証券取引所自身が管理する【指数】であり、
理屈としては東京証券取引所が
トピックス(東証株価指数)を管理しているのと同じです。

1999年、
この「ナスダック100」との連動を目指すETFが
運用を開始しました。

当初、当該ETFは
「NASDAQ-100 Index Tracking Stock」という名称で
アメリカン証券取引所に上場を果たしたのです。
(現在の銘柄コードは QQQQ)

そして、驚くべきことに、
このETFの運用会社そのものが
「ナスダック市場」だったのです。

運用会社:   ナスダック市場
指数提供会社: ナスダック市場
証券取引所:  アメリカン証券取引所
(けっこう、奇妙な組み合わせですね)

あるいは、
ETFというファンドの「受託会社」が
指数を創設する例もありました。

Bank Of New York Mellon
(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)は
世界に名だたる受託会社、運用会社なのですが、
この会社はADR(米国預託証券)の発行で
50%以上のシェアを有しています。

2002年、
BNY Mellon(当時のバンク・オブ・ニューヨーク)は、
ADRという証券を用いて複数の【ADR指数】の算出を開始し、
そして、4つのETFの運用を始めました。

そのひとつが、
世界で初めてとなる新興国群に投資を行う株式ETF
BLDRS Emerging Market 50 ADR Index Fund
(銘柄コード ADRE)でした。

奇妙なことに、
このETFが上場した先が「ナスダック市場」であり、
当時バンク・オブ・ニューヨークが作った4つのETFが
ナスダック市場に上場したはじめてのETFだったのです。

また、ETFの運用会社自体が
「指数」を創設した例も複数あります。

たとえば、2006年にはじめて
「商品指数」との連動を目指すETFをローンチしたドイツ銀行は、
自ら「商品指数」を創設しています。
(Deutsche Bank Liquid Commodity 指数 と呼ばれるものです)

あるいは、ファンダメンタルインデックスで有名な
Wisdom Tree という会社では、
原則自身で「指数」を開発し、管理しながら
ETFの運用を行っています。

米国ではよい意味で、
運用会社、指数提供会社、証券取引所がそれぞれ、
ETFビジネスの【勢力争い】を演じており、

それが技術革新、
ETF業界の活性化を促しているのだとわたしは思います。

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