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ETFが投資の【尺度】を変えています


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

江戸時代の薬は、
薬草、昆虫、鉱物など、
自然の原料を組み合わせたものであったと思います。
(また、その域を出ることは不可能だったのです)

なぜなら、人の体内は
目に見える範囲でしか解読されていなかったからです。

ところが、細菌というものが発見されると、
人の体を構成する「最小単位」が
うんと小さくなります(「細胞」という単位になるのです)

さらに時代を経て、
生き物の形質を決定しているのが
4つのシンプルな記号であることが分かると、

人の体を構成する「最小単位」は
いっそう小さくなりました。
(「DNA」という単位になったのです)

イメージでいいますと、
半径1メートルから、1ミリの世界へ。
さらに、1ミクロンの世界へと、
生物を見る「尺度」がどんどん小さくなっています。

投資の【尺度】という点でいうと、
今お話した、
「半径1メートルから 1ミクロンの世界」と、
まったく【逆の現象】が起こっているような気がします。

つまり、
「半径100メートルの世界から、1万キロの世界へ」です。
??

ひと昔前まで、投資といえば、
「個別の株を買うこと」であり、
それ以上でもそれ以下でもありませんでした。

もちろん、↑自分が住んでいる国の株式のことです。
(それ以外はちょっと考えられない..)

その半径1キロの世界が
投資のフィールドのすべてであり、
その中でどの銘柄を買うかが議論されていたのです。
(まあ、わたしの父親など典型例ですが..)

ところが、インデックスファンドというものが
世の中に登場してきて、
それまで半径1キロの中で、
「点」として個別株を買っていた人が、

「いやあ、半径1キロの世界をぜんぶ買ってもいいのです」
と言われて、戸惑い始めたのです。

そのうち、
「いやいや、半径1000キロとか、2000キロでもいいのですよ。
ヨーロッパの株式をぜんぶ買ってしまいましょう。

何なら、半径1万キロにして、
先進国の株をすべて詰め込み、
「ひとつの銘柄」にしてしまいましょう」
と言われるようになりました。

投資家はぽかんと口を開けたままでしたが、
すでにアメリカでは、
半径5000キロとか、1万キロの投資が普通になっています。

ETFという【道具】が出てきたからです。

アメリカの株式市場では、
1日あたりの売買高の3割以上がETFになっているそうです。

売買高ベスト10のうち、
4つ、5つがETFであることもめずらしくありません。

半径100メールの世界から、
半径1万キロの世界へ「飛んでしまう」ということは、

ひとつの「市場平均」が、
文字通りひとつの「銘柄」になるということです。

米国のETFサイトでは、
任天堂の株を分析するように、
マレーシア株式ETFを評価・分析しています。

また、ファイザーの株を評価するように、
バイオテクノロジーETFを取り上げているのです。

多種多様なETFはそこかしこで、
個別株の感覚で俎上に載せられています。

たとえば、です。
もし100の国に株式市場があれば、
(理論的には)それだけで100の国別ETFが作れます。

市場平均とは、複数の国の組み合わせでも、
株式の特性の組み合わせでも創出できますから、
その作り方は無限大にあります。

いったん、半径1万キロの投資尺度を知った投資家は、
そのフィールドの中で、
自身の「投資観」を変貌させていきます。

欧米の投資家は、
同じ「ひとつの銘柄」として、

半径100メールの個別株と、
半径1万キロのETFを、
違和感なく利用していますが、

これこそ、
何十年とかけてようやく実現可能となった、
【選択肢の多様化】ではないでしょうか。

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933n 運用の女神からの意外な贈り物。
   それがインデックス投資です。
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            晋陽FPオフィス
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