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投資信託ならゼロになることはありません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日、米国の公定歩合が
引き上げられるというニュースが流れました。
この情報に対してまたたく間に
世界のマーケットが反応します。

これは技術的に「情報」が瞬時に伝わる、
ということのみではありません。

私たちの感覚が、
「ああ、となり町で何か起こっているんだ」と
認識しているのです。

30年前なら、米国の公定歩合の上げ下げは、
今よりもっともっと「遠い出来事」でした。

歴史的に見ると、
世界の株式市場は「ITバブル」を機に
価格変動の振れ幅が大きくなりました。
(世界が「一体化」し始めたからでしょう)

マーケットが上がるとき、下がるときの振動が
大きくなるのはなんとも不安なことですね。

しかし、資産運用において
「最悪なこと」っていったい何なのでしょうか。

それは、
あなたのお金を託した「金融商品の価値」が
ゼロになってしまうことです。

20年前にJALの株式を持っていた人は、
「バカだな。日本航空が潰れるわけないじゃないか」
と思っていたことでしょう。

たとえば、トヨタの個別株式を持っている人は
「トヨタが潰れるわけがない」と思います。
(わたしも実際、そう思います)

しかし、20年後、果たして
「トヨタが潰れるわけないじゃないか」と
思えているかどうかは
(残念ながら)分からないわけです。

◆ 投資の世界では、実のところ
誰も「正解」を知りません。
= 未来のことは誰にも分からないのです。

個別株式は、たしかに投資信託に比べて
期待リターンは高いですが、
資産の価値がゼロに帰す「倒産リスク」を
負い続けることになります。

また、生命保険商品はどうでしょう。

私たちは保険商品について、
特に貯蓄機能も含めた保険商品について、

「利回り」でいうと、○%くらいで回るから、
「元本保証」があって安心だ。
という印象を抱いたりします。

具体的には、
個人年金保険とか、養老保険とか、終身保険などです。

たとえば、
月々2万円の保険料を27年間にわたって支払い
(払込み保険料648万円)、

65歳時に750万円の解約返戻金が受け取れる
終身保険などがあると、
「貯蓄にもなるし、死亡保障もあるし得した気分!」
になる方もいます。

しかし、27年間もの長きにわたって、
(あるいはそれ以上の期間にわたり)

その商品の提供元である
生命保険会社の倒産リスクと【付き合い続けるリスク】を、
私たちは過小評価していないでしょうか?

生命保険商品の提供元である
生命保険会社が破綻した場合は、
【責任準備金等の90%まで】は補償されます。

しかし、これは保険金、年金額の90%が
補償されるという意味ではありません。

実際に、千代田生命や協栄生命が破綻した際には、
責任準備金等の削減、そして
責任準備金の積立利率に相当する
「予定利率の引下げ」の影響が大きく、

本来もらえる年金額の
3割以上がカットされたという例もあります。

ここ、私たちはついつい見落としがちになるのですが、
◆ あらゆる金融商品、あらゆる類の資産において、
「倒産リスク」を隔離できるかどうかはたいへん重要です。

言い方を換えると、
長く続く「資産運用生活」の中で、
自分の資産が
ゼロになる心配をする必要があるのか、ないのかは

とても大きな違いなのです。
(メンタル面にも影響しますね)

たとえば今、
「あのニッセイが潰れるわけがない」と思っていても、

では、20年後に同じ場所で、
「ニッセイが潰れるわけないじゃない」と
思えるかどうかは、
(今の時点では)分からないのです。

ひとつの会社の株式が
ゼロに帰してしまう可能性はありますが、
【株式ファンドの価値がゼロになることはありません】

なぜなら、投資信託というツールは
もともと「銘柄の分散」を行っており、

かつ、販売会社、運用会社、受託会社の3社とも、
直接「投資信託」を所有するようなしくみではないため、
投資信託に関わる会社の
【倒産リスク】を隔離することが出来るからです。

わたしは上記文章をさらっと書いていますが、
長い長い投資生活の中で、

自分が保有する金融商品が
「ゼロになることはない」、
あるいは「不当にその価値を削られることはない」
と思える安心感は、
(実は)なかなか得がたいものなのです。

わたしが投資信託という金融ツールを推奨する理由。
それは
「資産価値がゼロになる心配をしなくてよいから」です。

◆ 参照記事
平成電電のケースから「ファンドの本質」を学ぶ

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