FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

水笠郵便局に足繁く通っていたわたし


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ものすごく仕事が忙しくて、
やっと一息つき、ふとラジオから流れてくる歌を聴いていたら、
何十年も前の「光景」を思い出した…
あなたにはそんな経験ありませんか?

(たまには昔の自分を思い出すのもよいものです。)
私の場合、母親からの電話がその口火を切りました。

「アンタの荷物が出てきたから、捨ててもええか?」
とわたしは母親に言われたのです。

その荷物の中にナント、
30年も前の「貯金通帳」が入っていました。
表紙には「水笠郵便局」と書かれています。

小学校4年生当時、
「水笠郵便局」は神戸の下町の商店街の中にあり、
わたしはその郵便局に足繁く通っていました。

何のために?
もちろん「貯金」をするためです。

わたしは祖母からお小遣いをもらうと、
通帳を手に郵便局にダッシュしたものです。
そして、
100円とか500円のお金を預金していました。

また、祖母の家に遊びに行くと
祖母の友人が

「はあー、かわいいお孫さんやね」と言って
たまに1,000円をくれることがありました。
(当時の1,000円は子どもにとっては「大金」です)

このようなお金も、
もちろん郵便局に預けに行きました。

わたしは小学生のとき、
文字通り郵便局の信者だったわけですが、

預金に行くと何が嬉しいかというと、
郵便局という場所に
自分のお金を保管してもらえる「安心感」があったのです。

それに、預金すると
通帳に100円とか500円の数字が
「印字」されるじゃないですか。

通帳の中で合計の貯金額が少しずつ増えていく。
この【確認作業】そのものが嬉しかったのです。

【モノが蓄えられる】安心感というのは、
(んー、何にたえればよいのでしょう、)

何万年も前の原始時代に、
大事な食料である燻製の肉があり、

どんぐりや木の実が蓄えられている【安心感】と、
基本的に同じなのではないでしょうか。

◆ さて、後年の話ですが、
わたしと郵便局の蜜月も、
わたしが不動産の仕事を始めると同時に
消滅してしまいました。

皆さんにも覚えがあると思いますが、
会社に就職すると、
どうしても「銀行預金」のウェイトが高くなり、
郵便局とは疎遠になってしまいます。

わたしはその後、ひょんなことから
預貯金から投資へと(一気に?)ワープするわけです。

拙著【日本人が知らなかったETF投資】の中でも
触れていますが、

わたしは30歳になって
投資という概念に出会い、
人生の転機を迎えたと思っています。

「そんな、人生の転機なんて大げさな」
と思われるかもしれませんが、
(ざっくり言ってしまうと)
投資と出会って、物事の考え方が変わったのです。

わたしは1999年にFPの資格を取ったのですが、
金融・資産設計のことを理解するために
いろいろな金融商品を購入しました。

野村證券で買った積立株式ファンド。
イートレード証券で買った、
東レや日産自動車や図研などの個別株。

フィデリティの欧州小型株ファンドを買い、
ドル建て預金をし、その次にドル建てMMF。
また、アメリカの
ゼロクーポン債(割引国債)も買いました。

DLJディレクトSFG証券では
アメリカの個別株も買いました。
(そういえば、日本のグリーンシート銘柄も
買いましたね。懐かしい..)

しかし、
当時のわたしは投資を行っているというより、
(半分以上は勉強のため)

とりあえず投資という行為を「経験」している、
という感覚に近かったと思います。

はじめて自分の意思で
投資を行っていると感じたのは、
ソニー銀行で
「中央三井外国株式インデックス・ファンド」を買ったときです。

日本以外の先進諸国に
「広く・浅く」投資を行うことが、
わたしに奇妙な【安心感】を与えました。

世界経済が実際に呼吸をしているところ、
その「現場」に、
自分のお金を託している「実感」が
徐々に湧いてきたのです。

「これって、けっこうスゴイことなんだ。」
そして、
中国株式ETFを保有するに至っては

中国というポテンシャルが高い「場所」に
自分のお金が行っていると想像するだけで
ワクワクしました。
(本当はいちばんリスクが高いのに…)

考えてみますと、
郵便局というところに500円を預けているわたしも、
外国株式インデックス・ファンドに
50,000円預けているわたしも、

お金を託している、という意味では
その本質は【同じ】です。

ただ、
小4の子どもに「預金」は理解できますが、
MSCIコクサイ指数との連動を目指すファンドは、
なかなか理解できないでしょう。

それに、
小4のわたしにとってお金とは、
自分の小さな世界の中での【所有物】でしたが、

42歳になろうとするわたしは、
お金を単なる所有物ではなく、
【社会の公器】として捉えることができます。

また、
【お金に意思を持たせること】も知っていますよ。

―ある意味、自分のお金を尊重しているから、
世界の荒海に預けておくこともできるのです。-

ちょっとキザに言えば、
投資とは、酸いも甘いも知っている者が
はじめて理解できる「オトナの行為」なのです。

なにしろ、
人間の潜在可能性(ポテンシャル)に賭け、
節度を持って実りを待つという、
とても高度でロマンティックな行為なのですから..。

*********************
933n マネーを学べば、世の中の見方が変わります。
────────────────────
            晋陽FPオフィス
*********************
5月16日【初心者限定! シブヤでマネーな女になる講座
6月5日【マネ缶スクール スタンダードコース 東京
6月13日【マネ缶スクール アドバンスコース 東京



関連記事

| 抱負・個人的に思うこと | 07:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://tohshi.blog61.fc2.com/tb.php/939-555b8344

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT