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お父さん、お母さんレスキュー隊!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昔は親が子どものために
(子ども名義の)「保険」に入るケースがよくありました。
もちろん、これは親の愛情です。

親は「万が一のことがあったらたいへんだから、
今から保険に入っておいたほうがよい」
と考えたのです。

が、しかし、これからの時代は
資金を投じる先をよーく考えなければなりません。

ズバリ申し上げると、
「早く死ぬリスク」よりも、
長く生きるリスク」により注力すべきではないでしょうか。


当オフィスのお客様にこんな方がおられます。
(仮にAさんとしましょう..)

Aさんはふたりの娘さんに
セゾンバンガード・グローバルバランスファンドを
毎月積立てさせています。

そして、娘さんにこう言っています。

「これからは投資することが、
生きることの一部として求められる。
とにかく10年続けなさい。

10年続けて、同じファンドを買い続けるか、
あるいは別の商品にするか、
あるいは投資を止めるかは自由だ。

しかし、10年間は
続けることをあえて強制する。

儲かっても儲からなくても、
10年続けて何かを感じたら、
それ自体が立派な報酬だと思いなさい。」


(なんとも素晴らしい..)


Aさんのように、
親御さんがお子さんに対して
投資の土台を語ることができればいいのですが、
現実は、なかなかそうはなっていません。

むしろ、【逆】です。
??

お子さんが親御さんの
投資の状況を心配して、

当オフィスにご相談に来られる
ケースがあります。
弊所では、
「親御さんレスキュー案件」と呼んでいます。

お父様、お母様が
銀行、証券会社に言われるがまま
さまざまな金融商品を購入しており、

ご本人も何をどれだけ買っているのか
(トータルの損益がどうなっているのか)
全容が掴みきれていないケースがあるのです。


ご両親も今の状態を
「よし」とは思っておられないのですが、
では具体的にどうすればよいか分からない。

ここでのポイントは、まず
ご両親の自尊心を傷つけないことです

(親子ですから)
ときに感情的になってしまうのは
仕方ありません・・。

が、しかし、
お父様、お母様には
それなりの考えがあって(思いがあって)、

金融商品を購入されていることを
忘れるべきではありません。

(コンサルティングでも、
まずこの点を伺うようにしています



ポイントのふたつ目は、

銀行、証券会社の「営業担当者」と、
お母様、お父様が
【付き合い】で結びついてしまっていることを
自覚すべきということ。

お互いが「顔見知り」、
「知り合い」になってしまっていますから、
(自分の意思で)
「むげに断ること」が難しくなっているのです。

ここに ↑「他者」を介在させる意味が生じます。


financial_planner.png


娘さん、息子さんであるあなたが、
そっと間に入って、

「お母さん(お父さん)のことを
本当に考えているのは
どっちだと思う?」と聞いてみてください。

◆(営業の方が)
親切にしてくれるには理由がありますが、

子どもが親のことを心配するのに
理由はありません。
  
お母様、お父様も、
「もうとにかく息子がダメだって言うんです」とか、

「ファイナンシャルプランナーの人が
ダメだって言うんです」というように、

「○○がどうしてもって言うんです
という形なら、断りやすいのです。(← ここ、ポイント!)


実務的には、
以下のようなことをご両親に聞いてみましょう。

「なんでもよい面と
悪い面があると思うけど、

この金融商品の「悪い面」
(リスクのこととか)を
その担当の人はちゃんと説明していた?」


(悪い面をちゃんと伝えていないってどう思う?)

「お母さん、
投資信託って長期で持つべきものなのに、
売ったり買ったり勧められているよね。

お母さんは、
投資信託の価格が下がるリスクを
一手に引き受けているけど、

売ったり買ったりさせることで、
リスクなしに儲かっているのは誰なの?」


「お父さん、その担当の人、
信託報酬っていう
継続コストについてちゃんと説明していた?


投資信託でいちばん大きな手数料は、
実は信託報酬だよ。

たとえば、
年に1.7%の信託報酬がかかるということは、

投資信託の価格が
年に10%下がっても、さらにそこから
1.7%引かれるってことだよ。」

「その担当の人って、
自分の親にも同じような金融商品を勧めるのかなあ・・」

(一度、担当の○○さんに聞いてみたら??)

似顔絵




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| 金融機関にモノ申す | 12:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: まさに真理!

島田さん、ご無沙汰しています。

> 「あなたより、○○さん(営業マン)の方が優しい」(苦笑)。

そうなのです、
営業マンはご両親の「寂しさ」につけ込んでくるのです。

最近、お父様、お母様にご無沙汰の方は
「元気?」と電話1本入れてみましょう。

| カン・チュンド | 2010/05/26 15:56 | URL |

まさに真理!

私も人様に運用のお話をさせていただいていても、実母の運用には手を焼いています。
ついつい、頭ごなしにモノ申してしまうので、
すっかりグレて、私に隠れて金融商品を売買するようになってしまいました。
「あなたより、○○さん(営業マン)の方が優しい」(苦笑)。
同じ悩みをお持ちの方も多いと思います。
素晴らしいアドバイスを、どうもありがとうございました。

| 島田知保 | 2010/05/25 14:00 | URL | ≫ EDIT














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