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株価下落・・慌てない、慌てない


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

分かりますよ、
今、あなたの中で
「動揺」が起こっているのはわかります。

「こんなはずじゃなかった・・」
「投資を始めたばかりなのに、
どうしてこんなに下がるの・・」

「やっぱり売ります、カンさん。
今は時期が悪すぎるので、いったん市場から離れます。」

そんな言葉を、
過去何人もの方からわたしは伺いました。

わたし自身、覚えがあるのです。
投資を始めてまだ間もない2000年5月のことです。

「日経平均株価が20,000円割れ」という
テレビニュースを見て、
心臓がバクバク鳴っていたのを覚えています。
口元が乾いて「どうしよう?」とひとり焦っていました。

株価の急落というのは
精神衛生上よろしくないものです。

◆ しかし、その精神衛生上よろしくないものと
付き合っていくのが資産運用の本質です。
(市場が上がっているときはみんなハッピーですから..)

ところで、
「今は時期が悪すぎるので、いったん市場から離れます。」
というセリフは一見まっとうに聞こえます。

そこには、
「市場が回復したら、また戻ってきますから..」
というニュアンスが読み取れますね。

しかし、いったん市場から離れた人が
またタイミングよく市場に戻って来られるのでしょうか。

マーケットには、
「はい、あと3日で底!」という
掛札が立つわけではありません。

また、「来週の火曜からいよいよ上昇です」
というアナウンスがあるわけでもありません。

市場で確かなことは、
いつ下がるのか、
いつ上昇を始めるのかは【誰にも分からない】
ということだけです。

なぜなら、株式市場は【小さな社会】であるからです。

(たとえば、です。東京都港区内で、
7月度の火災発生件数が
何件になるかなんて誰にも分かりません。
なぜなら、東京都港区は【小さな社会】ですから)

いつ上昇を始めるか分からないマーケットで
タイミングを見極め、市場に「再参入」するのは至難の技です。

(繰り返しになりますが、気持ちはわかるのですよ..)

「下がったのは、この金融商品が悪いからだわ。
やっぱり全部売って安全な資産で持っておこう。」

あなたはそう言って、
市場から出て行こうとします。

では、今、その投資信託を売ってしまえば
昨日までのマイナスは帳消しになるのでしょうか。

【逆に今、売ってしまうことは、
昨日までのマイナスを追認し、それを確定させることですよね】

仮に5ヵ月後にマーケットが今より上昇していれば、
(売らずに持ち続けることで)
昨日までのマイナスを減じることができる、
あるいは帳消しにすることができます。

それでも、あなたは今保有する
投資信託を売却しますか。

(あー、してしまいましたか..)

もう、ストレスを抱えることもなく、
株式市場から離れることになりますね。

しかし、あなたはどこかで
後ろめたさを感じているのではないでしょうか。

(不本意な形でマーケットと【別れた】自分に対して?)

「市場が回復したら、また戻ってくるから」
とあなたは思っていますが、

自分から別れを告げた相手のもとに
「また戻っていくこと」は
プライドが邪魔しますし、

何より一度「見切り」を付けている相手ですから、
なんと言いますか、
「不信感」はなかなか払拭できないものです。

結果、どんなことが起こるかというと、
市場に戻るタイミングを逸してしまうのです

今回の「欧州財政危機」は簡単には鳴り止みません。

投資銀行やファンド連が
相手の弱みを突いて売りを仕掛けている状況です。

欧州自身が自分の弱みをさらけ出し、
「ここをこう変える!」と意思表示し、
それを実行する道筋を付ける必要があります。
(それなりの時間を要するものです..)

しかし、市場を驚かすこのような「混乱」は
今までもありましたし、これからもあります。

おそらく人は
1年前も、7年前も 23年前も
同じセリフを吐いているのです。
「そういえば、○○という出来事あったよなあ..」

世界各国のPER (pdfファイル)を見てみましょう。
株式市場は決して割高な状態ではありません。
(下げすぎた株価は必ずもとに戻ります..)

かのカール・マルクスは、こう語っています。
「人が問題にするということは、
それを解決するものが出てきた時だ。」

◆ 参照記事
株価急落・・冷静な対応を

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COMMENT

にの さん

拙著をお読みいただき、ありがとうございます。
マーケットは下がった回数よりも上がった回数のほうが
圧倒的に多いのですから、粛々と投資を続けましょう。

| カン・チュンド | 2010/06/09 14:02 | URL |

はじめまして。先生の「積立て投資術」を読んで自分なりのポートフォリオを作りました。大変参考になり感謝しております。
はじめて読んだ投資の本が「賢明なる投資家」であったため、現在の状況が「投資にビビる時期」でなく「株のバーゲンセール状態」にしか見えず、逆に楽しみな状態です。
PERからみて、今は割高ではないのですね。なおさら自分の投資法(つまり先生の投資法ですが)に確信を持てました。

| にの | 2010/06/08 23:38 | URL | ≫ EDIT














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