こんにちは、カン・チュンド です。
(もうだいぶ昔の話ですが)
わたしがアメリカの
コミュニティ・カレッジに通っていた時に
「チャイナタウンに関する考察」
という文章を書いたことがあります。
「カンは コリアン なのに、
どうして チャイニーズ に興味があるんだ?」
とよく訊かれました。
自分でもよくわかりません(笑)
ただ、
東アジアに住む人間にとっては
中国 は自分たちの
「源の国」なのではないでしょうか?
例えば 生活規範としての 儒教、漢字(書)
食、政治、経済などを思い浮かべてください・・。
(ところで)アメリカのチャイナタウンは、
どこも同じ描写ができます。
紅い色、油の匂い、甲高い中国語、
数え切れなくらいのチャイニーズレストラン・・。
(わたしの記憶では、
どのチャイナタウンでも愛想はよくなかった・・笑)
2003年の10月に香港に行った時
そのような「チャイナタウン風景」を期待したのですが、
微妙に違っていました。
(何と言うか)
◆ 香港には 文化臭さ がないのです。
どこか垢抜けていて、
無国籍な空気 が漂っています・・。
(それは反面「所在無さ」の証明でもあります)
香港は地面から50センチ持ち上げられて
そのまま突き進んできたような都市であり
自分が落ち着ける
独自の空間(= 文化)がないのですね。
その代わりに 文明(= 普遍性)だけがあります。
その 立て看板 は何かというと
【資本主義】です。
(それも、とてもピュアな資本主義。
兵器 と同じくらい普遍的なもの・・。
ご興味がある方は
【コーラと兵器と空港と・・】をご覧下さい・・)
(とにかく)香港には【小さな世界】がありました。
香港に着いた日、セントラルのオフィス街に
たくさんのフィリピーノがいました。
(日曜や祝日は彼女たちにとって唯一の 息抜き なのです)
彼女たちはフィリピンの各地から
「メイド」として香港に来ています。
ビサヤ(フィリピンの一方言)の言葉を
久しぶりに聞きました。
あるいは九龍の重慶大厦(マンション)には、
たくさんのアフリカ人がいました。
彼らは「バイヤー」として、
マンションに店を構える問屋さんから、
カツラや、女性の下着や、旅行かばんや、
おもちゃを大量に買い付けに来ているのです。
あるいは 台湾人 がいます。
(一見しただけでは 違い はわかりません)
その多くはビジネスマンです。
一説によると
上海には 50万人の台湾人 がいるとか。
(どちらにしても、
かつて居た場所に戻ってきているとも云えます・・)
あるいは 大陸中国の人たち。
(わたしにも一見しただけで 違い はわかりました・・)
その立ち振る舞いには「旺盛な好奇心」が溢れています。
(まるで巨大な胃袋のよう。声も大きい!)
あるいは、日本人、韓国人。
そして、
かつてこの地を治めていたイギリス人。
スターバックスと高級百貨店に群がる
その他、肌がピンク色の人々・・。
あっ、それから重慶大厦(マンション)には
たくさんのインド人がいました。
特に南部のドラビダ系の人々が多かったです。
彼らは所在なさげに ホテルの入り口に、
あるいは廊下に立っていました。
あるいは アラブ系の人たち・・。
それらの人々を飲み込んで、
香港は今、その「無国籍性」を
徐々に喪失しつつあります。
それは元の場所(= 大陸中国)に
回帰するということであり、
ごく自然なことであるとわたしは思います・・。テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
こんにちは、カン・チュンド です。
24日(日)に
【歓迎! 中国株式ワールドへようこそ】を開催します。
注)セミナーです(笑)
さて基礎レッスンですが、
中国の会社は(その多くがまだ)国有企業 です。
(当然です、50年以上
「社会主義」をやっているのですから・・)
また中国では、国有(企業)、
民間(企業)というような
単純な「線引き」は存在しません。
ほとんどの会社に「行政府」の息が
かかっていると思っていいでしょう。
(当然です「社会主義」をやっているのですから・・)
国が所有する企業、省・市が所有する企業、
あるいは人民解放軍が所有する企業が、
「いちば」に上場し、
資金調達をしているのです。
(トヨタやインテルといった企業とは 訳 が違います・・)
じゃあ、中国株式 は危ないのかというと、
そうとは思いません。
中国という経済社会は、
アメリカともフランスとも
日本ともスウェーデンとも異なる、
「特異なカタチ」をしているのです。
わたしは(紆余曲折はありながらも)
中国が21世紀の成熟世界にとって、
「ラスト・フロンティア」になると思います。
セミナーでは中国株式の
「光と影」についてご説明するとともに、
最適な「投資スタイル」について
突っ込んだお話をさせていただきたいと考えています。
(ズバリ、鍵となるのは)
香港 です。
今後、中国企業の「香港上場」は
ますます盛んになるでしょう。
「香港上場」には
適度なハードル がありますが、
■ 中国政府 は香港の「いちば」を
貪欲に利用していくと思われます。
なぜなら、それが中国の【利益】になるからです。
具体例・・。
国有企業の 赤字問題)
再生可能な国有企業を上場させる。
(あるいはその子会社、事業部門を上場させる)
↓
資金調達 をし、赤字部門を解消・分離させる。
国有銀行の 不良債権問題)
公的資金 を注入。
↓
再生可能な銀行を上場させる。
(4大銀行はすべて香港市場に上場させるでしょう)
つまり、香港の「いちば」は
中国政府 にとって【命綱】である、ということ。
(そして中国政府は 中国企業の「大株主」なのです・・)
わたしは 香港市場 が
変貌していく「きっかけ」は、
1.人民元の切り上げ
2.大陸中国の投資家への「香港市場」の解禁
になると考えています。
さて最後に、
「中国は共産党一党独裁の国であり、
政治 が経済を動かしているので信用できない」
とお思いの方が多いようです。
が、もはや
「経済を発展させる」ことでしか、
人民(古い言い方ですが)を
掌握する術(すべ)はない・・。
このことを、
中国政府自身がいちばん理解しているのです。
(なんとも皮肉ですが・・)
■ 走り続けることは決まっています。
問題はどう走るのか、ということなのです。
セミナーへの参加を心よりお待ちしています。テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
こんにちは、カン・チュンド です。
「今から20年後」のことをイメージしてみてください。
そう云われたら、あなたはどうしますか?
私たちは 未来 のことを想う時、
たいてい 現在 を起点に考えます。
20年後の世界は
「今の先(延長線上)にある」と
無意識に思いがちなのです。
(断っておきますが)
今から20年後のことなんて、
誰にもわかりません(笑)
仮に予測できたとしても、
そんなもの当てになりません。
(予測とは当たらないから、予測 というのです 笑)
私たちが考える以上に、
これから20年で実にいろいろな変化が起こるでしょう。
なぜなら、今までの20年でも
(信じられないくらいの)変化 がありましたから・・。
(シンプル・・)
変化 の本質とは、
地図 が入れ替わってしまうことです。
地図 とは、私たちがさまざまな場所へ行く際に
なくてはならないものですね。
「世界はこのように在るよね・・」
という 前提 が 地図 には載っています。
その 地図 が入れ替わるとは、
「物事の前提」が崩れてしまうということです。
(当然、いろいろなストレスが発生します・・)
◆ 実は、この「地図 が入れ替わってしまうこと」
こそが、経済成長のダイナミズム なのです。
(変化のないところに 成長 はありません・・)
そして 投資 とは、
このダイナミズムの【果実】を受け取ることなのです。
今日の世界では、カネ・モノ・ヒトが、
さまざまな国の上空を行きかっています。
もはや「日本の経済は・・」
「イタリアの人口は・・」
「アメリカの失業率は・・」
というように、ひとつの国を起点として
経済 を語ること自体、難しくなっています。
例えば、アメリカです。
アメリカは、
自分の国の通貨が世界中で通用するので
「為替の痛み」に鈍感ですね。
(当然)通貨の価値 についても鈍感です。
アメリカは(自国の都合で)
せっせと「アメリカドル」を刷り続けているわけですが、
あまり意味のない、
価値のない「アメリカドル」が充満すると
「ドル」そのものの価値が下がってしまいます。
(かつてのイギリスのように?)
「アメリカドル」はほら、
金(ゴールド)とちゃんと交換できるよ、
価値の裏づけがあるんだよ、
という「金本位制」が停止となって33年が経ちました。
今後「ドル」の権威が揺らげば、
世界のあちこちで歪みが出てくるでしょう。
たとえば「ユーロ」に
もう少しお金を分散しておこう、など・・。
< これも 地図の一部が入れ替わることなのです >
わたしはよく「三角形」の話 をします。
「アメリカドル」だけ、というのは、一点 です。
面 も 線 もありません。
しかし「ユーロ」があれば、二点 ですね。
選択の 線 ができます。
そして、
三点目 があればなおいいです。ね?
【線 が 面 になりますよ・・】
それが「アジア」になります。
それも「東のアジア」なのです。
< だいじな基本 >
今現在の「世界地図」を見て 投資 をしてはいけません。
なぜなら 投資 とは、
未来の出来事 から【果実】をもらう作業だからです。
未来の出来事 を扱っているのですが、
投資という作業 は今、始めなければなりません・・。
(これが投資の難しさであり、面白みでもあるのです・・)
さて「未来の出来事」を占う上で
大切なことは、
「地図は 繰り返し繰り返し 入れ替わってきた」
ということです。
これまでの 成長履歴 を元に、
投資をするのではなく、
これから先の「潜在成長力」を測って、
投資を行うことが 投資の王道 になりますね。
◆ わたしは今後の世界が、
アメリカ 欧州 東アジア の
「3極構造」になると考えます。
東アジア を具体的に言いますと、
中国、日本、朝鮮、台湾、
ロシアの一部の地域、華僑経済圏を含めた
東南アジア諸国、オーストラリア
ニュージーランド の各地域 です。
そして、アメリカ 欧州 東アジアの3極のうち、
どこを「メイン」に置くかは、
あなたの 世界観、未来観 によって異なってくるでしょう。
(わたしは東アジアを「メイン」に置きます)
考えてみますと、
古代文明(メソポタミア文明)の頃から、
経済の先進地域は 中東、ギリシャ、
ローマ、イギリス、アメリカ と
西へ西へと移動してきました・・。
そして今、太平洋を跨いで
東 east に回帰しようとしているのです・・。テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー