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インデックス投資、最大のメリットは『時間』の獲得です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
(GWはいかがお過ごしでしたか・・?)

最近は、
モノ消費から、コト消費へ』が
顕著になっています。

消費(= お金を使うこと)の意味合いが、
本質的に変わってきているのでは・・。

たとえば「モノ」ですが、
これは所有にこだわらず、
利用する、レンタルする
という感覚がずいぶん広まりましたね。

(ちなみにわたしも妻も、
港区のレンタサイクルを利用しています(^^)


モノからコト(経験)へ
消費の主流がシフトすると、

自分が所有するモノは(おのずと)
少なくなってきます。

経験するコトというのは、
デジタル上や自分の頭の中に
どんどんストックしていけるため・・)


たとえば、休日のお昼のカフェで、
お友だち同士でアイスラテを飲んでいるとしましょう。
そこでは・・、

どんなモノを買った(持っている)ではなく、
どんなコトをしているかで、
おしゃべり(自己表現)していませんか?



わたしもこの年(今年49歳)になって、
背負っているモノを
どんどん手放したくなってきました。

要らなくなった膨大な書類、衣服など、
これらはエイヤーと処分できそうですが、

問題は・・書籍です。

わたしは小説を読むのが好きなので、
これらを「捨てる・捨てない」の
判断がとっても難しい・・。


ところで、
モノを少なくしていくと、
頭の中がクリアになるような感覚が

ないでしょうか。

モノを手放すことが、
精神の在りようにおいて
より「高み」を目指していると解されるのは、

(おそらく)人類史上初!のことでは。

(これまで人類はひたすら、
たくさんのモノを獲得するために、
汗水垂らして努力を重ねてきたわけですから・・)

これって一体・・?

⇒ ヒトがまったく新たな『豊かさ』を、
手に入れつつあるということ?


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モノを手放すの
【手放す】という言葉は、
インデックス投資にも通じます。


どんどん獲得していく。
たくさん積み上げていく。

投資という行為の『スペース内』に、
コトをどんどん詰め込む人も居ますが、

逆に『空間内』のコトゴトを、
そぎ落とし、要約化して
スッキリさせようとする人も居ます。

行為そのものを捉え直し、
中枢だけを取り出して
物事を抽象化する試みが、

インデックス投資』です。


ここで質問!)

あなたは、
どんどんモノを入れていく、
足し算の行為」と、

どんどんモノをそぎ落としていく
引き算の行為」では、

どちらのほうが
より難しいと思いますか?


もちろん、
年齢によっても解釈は変わってくるでしょう。

あなたのお仕事や、
日常生活の隅々や、
交友関係や、生き方そのものでも、
考えてみてください・・。


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(実は)投資における『引き算』が、

生活の中で
何が大切かに気付く「きっかけ」と
なった人がいます。

弊所のお客様、
大阪府の 岸本卓也さん(仮名)です。

以下、岸本さんからいただいた
メールをご紹介させていただきます。
(岸本さんのご承諾をいただいております)


大阪府の岸本です。

1月と3月の
コンサルティングでのアドバイスを実践した結果、

今では投資との間に程よい「距離感」を
保つことができており、
投資に関する不明・不安な点も無くなりました。

「積み立て投資を全て自動で行い、
自分は何もしなくて良い」
というのは精神的にとても楽で、

長く投資を続ける観点からも、
私に適した投資スタイルであると実感しています。

不謹慎ながら…
経済にネガティブなニュースが流れると
(ドルコスト平均法の効果を連想して)
ワクワクすることはありますが(^^;


これからは、
投資から距離を保つことで得られる
「時間」という貴重な資源を、

趣味・運動・家族サービスなど、
人生を有意義にすることに
使っていきたいと思っています。


今後、資産運用についての課題が出てきましたら、
またご相談させて頂ければと思います。
ありがとうございました。

(※ 太字はカンによるもの)


こちらこそ、
ありがとうございます! 岸本さん。


私たちが人生で経験できる
コトの総量』は決まっています。

もしあなたが、
長い道のり(人生)の中で、

さまざまに経験するコトの中に、
ある程度の「質」を求め、

方向性がはっきりした
メリハリのある「生活」を送りたいのなら、

モノ、コトの【取捨選択】が
不可欠になってくるのではないでしょうか。


あなたのお仕事も、
日常生活の隅々も、
交友関係や、生き方そのものも、

取って捨てて、捨てて、取っての『連続』です。

そういう意味でいうと、
インデックス投資は、
余計なモノを取り除き、

あなたに【時間】」という名の
コトの材料をもたらします。

(これこそ、最大のメリットでは?)

何かをそぎ落とすことで、
別の何かに
「深み」をもたらすことが出来れば、

投資 = 退屈でも
いっこうに構わないとわたしは思います。

似顔絵




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| インデックス投資全般 | 11:19 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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4月に就職したばかりの新入社員の君へ その2)


こんにちは。カン・チュンドです。
(今日は投資とは関係のない話です)

こちらの記事の続きとなります。

(あっ、タイトル通り、
【4月に就職したばかりの新入社員の君へ・・】)

ようい、スタート・・。

GWが終わるのが、
ちょっとイヤだなあと感じていませんか?

「もう、
あんなとこ(会社)で、
あんな人たち(人間)となんてやってけないよ!」


という、
君の本音を聞いたばかりですから・・。

君の心はガラスのように繊細なので、
仕事のタイヘンさと相まって、

周りの人のちょっとした言葉や、
何気ない表情、弛緩し切った空気感に、
「憤り」や「理不尽さ」を
感じてしまうのも無理はないでしょう。


ちゃぶ台をひっくり返すように、
「もう会社辞めます!」
と言ってしまえば、

(それはそれで)
格好いいかもしれませんが、
そのあとも、道のりは続くわけです。

万一、
辞めるという選択肢しか
残されていないとしても、

戦略的に辞めたほうがいいと
おじさんは思います。

(注: 今の会社で
「面白そう、なんとか頑張れそうだ」
という人は、もちろん
そのまま勤め続けてくださいよ!)


そもそも、
次の会社に転職する際に、
(あるいは自分で起業する際に、)

『次の仕事』と『今の仕事』を、
【比較】できたほうがいいと思いませんか。

なにか「目安」になるモノがないと、
『次の仕事(職場)』の客観評価もできません。

1年なり、2年なり、
今の会社に居続けることで、
それなりの【体験値】が積めるはず・・。


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そもそも、君の会社は
どうやって『利益』を上げているのですか?

ちょっと冷めた目で、
会社の中を覗いてみると・・、
なにかヒミツがあるかも。

(たとえば、)差別化された
商品・サービス』ってあるのですか?

(もし、あるとしたら、
それはどうして「差別化」されてるの?)

あるいは、
ヒト、モノ、カネに関わるところで、
(利益を上げられる)
隠された『秘訣』がありますか?

そのことを知ろうとするだけでも
あと1年くらいその会社にいる意味はあるでしょう)


もしかすると君は、
会社が「利益」を上げることに、
嫌悪感(or 罪悪感)のようなものを
抱いているかもしれませんが、

それは間違っているかも・・。

適正な『利益』を上げることは、
その会社が継続的に
「商品・サービス」を提供するため、
必要不可欠なのです。


あっ、それとも逆に、
今の会社って(利益も上がらず)
もう本当に、どうしようもないのですか?

単に古い得意先、古い利権、
古い独占に頼っているだけ・・?

仮に、
目を覆いたくなるような惨状だとしても、
【反面教師的】に、

「こういうところがダメなのでは?」
「これが〇〇の縮図なんだ・・」
「わたしならこうするのに・・」


というふうに、
学びの視野を持つことは可能です。



あるいは、社内を見渡して、
90%くらいは
「どうしようもない人たち」のように見えても、

中には(いい意味で)変わった人、
ちょっと興味をそそられるような
魅力的な人がいるかもしれません。


おじさんが言いたいのは
こういうことです。

『いい会社でないと学ぶものはない、
ということではなく、

どんな会社であっても、
学べることはあります。』


なぜなら、
「会社」を逆さにすると「社会」だから・・。


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自分で勝手にイメージした
「華やかで良さげな展開」と、
今日、「5月5日時点」との『ギャップの大きさ』に、
君は苦悶しているかもしれませんが、

それって案外、誰しも通る道、です。

「君」と「世の中」が、
一種の消化不良を起こしているだけなのです。



今はにわかに
信じられないかもしれないけど、

『大きすぎる自分』と、
『小さく単純な世界』のアンバランスさは、
少しずつ是正されていきます。

今、君が感じている『痛み』は、
(おそらく)人生の中で今日がMAXです。


少しずつ、本当に少しずつだけど、
知識とか経験を積んでくると、

同じ『世界』でも、
その見え方、大きさ、
何色刷りで見えるかまで違ってきます。

昔、真剣に悩んでいたことが、
「あれ?大したことなかったじゃん」と
あとになって思えるようになったり・・。

(まさにおじさんが、そうでした)


なんと言いますか、
『自分』という存在が、
だんだん落ち着いてくるわけです。


少しずつ、自分と世の中の
『折り合い』の付け方が、
分かってきたりします。

物事は、
いくつもの偶然、運が交差して、
あみだのように進んでいくもの。


自分がいくら熱く思っても、
それが実現するとは限らない・・。

道のりの中で(いつの日か)
できないことの輪郭が
山の端のようにくっきりしてきます。

「なんだ、それって単なる諦めじゃん!」と
君は思うかもしれません。

そうではないのです。
できないことがはっきりするとは、
できることが明確になる、ということ。



しかし、まあ、
世の中に慣れてしまうというのは、
自分が柔らかく、かつ鈍感に
なっていくということでもあり・・。

だから、
ヘンな言い方かもしれないけど、
今が『悩みどき』なのです。



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君が抱えている情けなさ、
不甲斐なさは、

積もり積もって、
これから先(意外なところで)
君の糧になり、エネルギーとなって、

君が進む『』を切り開いてくれます。

だから、ヘンなアドバイスですが、
(くれぐれも)安易に丸くならないように・・。


自分が進むべき道程で、
真剣に悩めて、頭が痛くなっちゃうのは
そんなに悪いことではありませんよ。

それができる時期というのは、
意外に短いのです・・。

おじさんは、陰ながら応援しています。

(あっ、蛇足ですが、
「つみたて定期」は
5,000円だけやっておいたほうがイイですよ)

● 【4月に就職したばかりの新入社員の君へ その1)】

似顔絵




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4月に就職したばかりの新入社員の君へ その1)


こんにちは。カン・チュンドです。
(今日は投資とは関係のない話です)

新入社員の人も、
かつて新入社員だった人も、
せっかくのGWですから、
(もしよろしければ)少しだけお付き合いください。

それでは「スタート」・・。


あっという間の1ヶ月だったでしょう。
先日、はじめてお給料をもらったのでは?

正直、この1ヶ月で経験したことの多くは、
まだまだ消化し切れていないと思います。

ともかく、
「なんだか面白そうだ!」と
今、希望に燃えている君は・・、
この文章を読む必要はありません。



「ヤバイよ・・。
こんなとこ(会社)で、
こんな人たち(人間)となんてやってけないよ。」


と感じている君。

気持ちはよーく分かります。

そんなふうに感じている君は、
案外ふつうなのかもしれません。


(そもそも)会社って?

会社とは、
一風変わった習性を持った『生き物』です。

何十年という歳月をかけ、
特異な『カルチャー』を
醸成しているところなのです。

そして、そんなところ?に
15年も20年もいる「お偉いさん」は、

そんな「カルチャー」と「イデオロギー」の
鎧を着たような人たち。

「ヤバイよ・・」と感じても、
別に全然おかしくありません。


「会社」を逆さにすると、
「社会」になります。


君が会社の中で見聞きするもの、
通勤路で目にするものすべてが、
社会の縮図です。

そう、「現実世界」ですね。

この「現実世界」(real world)は、
ドロドロした「ごった煮」のようなもので、

今の君には、
光の部分より、影の部分のほうが
大きく強烈に映っているのでは?


それに、
仕事というのもタイヘンです。

私たちを取り巻いているのは、
巨大な『マーケット空間』です。

そこでの「共通言語」は何かというと、
ズバリ・・、『利潤』!

関西弁で言うと、
「儲けたもん勝ち!」みたいな・・。


君の会社も、
他社と競争しながら、
利益を追い続ける
ハムスターみたいになっているはず。

会社、取引先、業界全体を見渡すと、
利潤にむらがる
カネの亡者のような人がうじゃうじゃ。

(ただただ)権力にしがみつく
YESマンみたいな人もたくさんいます。


DanglingMoney.jpg


「会社」を逆さにすると、
「社会」でしたね。

実際、世の中は
『お金』と『権力』が
ものを言っているのです。



内輪の『人間関係』はどうでしょうか。

まるで「旗振りゲーム」のように
「ホンネ」と「建前」を使い分け、

上司にすり寄る人、
人の悪口ばかり言う人、

前例や慣習だけを
行動規範にしている人。

そんな人たちを、
すでに君は発見していることでしょう。


君はこの「real world」に対して、
「もう、もうんざり・・」
と思い始めているかもしれません。

「本当はこうあるべきなのに・・」
「どうして・・なんだ!」


プライドや理念、理想より、
いい加減、身勝手さ、横柄さが
目についてしまうことが多々あります。

真白く、傷つきやすい君から見ると、
「会社」も「社会」も
醜悪に映っているのかもしれません。

◆ ◆ ◆


はい。
そういう気持ち、よーく分かりますよ。

なぜそう思えるかというと、
まさにおじさんも、
今の君のようであったからです。


いや、今の君より
もっと斜に構えていたと思います。

学校を途中で止め、
海外に放浪して、

『ふつうに就職することなんて、
人生をあきらめることだ!』

『オレは絶対、
あんなオトナたちのようにはならない!』と、
20代の前半、本気で思っていましたから。

(※ ちなみに「オトナたち」という言い方は、
尾崎豊の受け売りです)


目に映る、人、モノ、事象の
ほとんどが気に食わなくて、
いつもイライラしていました。

そして、
自分の殻の中に、
どんどん入り込んでいって、

『生きる意味』という答えのない命題に、
心を奪われたりしていたのです。

◆ ◆ ◆


(そもそも)
【若い】って、しんどい(関西弁:つらいの意)
ことです・・。

若い時はなんと言うか、
【自分】が大きすぎるのです。
(自分 = 自我)

その割に、
【世界】はひどく小さく、
かつ単純にしか見えません。

(今までの経験が少ないため・・)

⇒ この、『自分の大きさ』と
『世界の小ささ』のアンバランスさに、

もう居たたまれなくなる。
(窒息しそうになるのです・・)


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なので、
今君が抱えている不甲斐なさや、
どうしようもなさは、

君が新たに
発見したものではありません。


50年前も、
100年前にも、

どこかの国で、
どこかの若者が
(同じように)抱えていたモノなのです・・。

なので、少し安心してください。


これから先、
会社が無言に強要する規範のようなものと、
君がほんらい持っている感覚の「差」が、
日に日に明らかになり、

「やってられないよ!」ということで、
会社を辞めたくなるかもしれません。

(もちろん、
辞めるという選択肢もアリだと思います)


そもそも、
最初の出会いが
「一生の出会い」になるなんて稀なこと。


最初の恋って、
ほとんど叶わないじゃないですか。

自分が何に向いているのか、
本当は何をやりたいのか、

そういうことが20代のうちは
ぼんやりして分からないよ、というのが普通です・・。


本当に行きたかった学校には行けず、
本当になりたかった職業には就けず、

(うまく行くことより)
うまく行かないことのほうが多いものです。

要らないこと(お酒やギャンブルや)を覚え、
要らない荷物ばかりが増えてしまい、

友だちの「とんとん拍子」に嫉妬し、
直近の流行り話に影響され、
失敗することも2度、3度とあるでしょう。


押しても押しても開かないドア(現実)に、
「あーあ、なんでだろう・・」と呟きながら、
ため息を2回くらい漏らしたあとに、

(それでも)
人やモノや事象の中に、
面白いネタを見つけて、

ニヤッと笑えるようになったら、
そのときが【スタートライン】なのです・・。
おじさんはそう思います。 

4月に就職したばかりの新入社員の君へ その2)

似顔絵




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| 抱負・個人的に思うこと | 12:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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インデックス投資家は、5人目が集まったところ?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

まずは、
こちらのYou Tube『動画』をご覧ください。




この動画には、
デレク・シヴァーズ「社会運動はどうやって起こすか」
というタイトルが付いています。

『ムーブメント(運動)というものは、
こんなふうに起こるんだよ』という、
マーケティングの概念に出てきそうなお話です。


動画を見ていただければお分かりの通り、
ここでは、

リーダーと同じようにふるまう2人目、
つまり『最初のフォロワー』が
重要な役割を担っています。

この、「最初のフォロワー」に触発されて、
3人目の彼が、参加しているわけです。

そして、あと2人が続いて・・。
そのあと(さらに)別の3人が・・。
(計8人に!)

ここまでくれば、
たとえ規模は小さくても、
立派な『ムーブメント』(公の運動)になります。


このあと、
この『集まり』が、
20人、50人、80人になるためには、
それなりの紆余曲折があるでしょうが、

端的に言って、
8人が80人になるよりも、
最初の1、2人が、
8人になるまでのほうがタイヘンなのです。



わたしはこの動画から、
インデックス投資という『集まり?』が、
今どの地点にあるかを考えてみました。

(おそらく、インデックス投資家は、
今、5人目が加わろうとしている段階くらいでは?


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もちろん、
インデックス投資で動画を作ったら、
上記のように踊り出す運動ではなく、

最初はちょこっとお辞儀をして、

そのあとは、丘の上から
街の景色を眺め続けるような
『運動』になるのでしょうね。
(基本的に放ったらかし、ですから・・(^^)

◆ 参照記事
どうして投資の話がふつうに出来ないの?『16%の壁』について

似顔絵




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誰もが自分の国に過剰投資する?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日本人が、日本の資産に
もっとも親しみを覚えるのは当然でしょう。

たとえば「株式」です。

日本の会社なら、会社名を聞けば
「商品・サービス」がすぐに思い浮かびます。
(つまり、投資対象が「身近」に感じられるのです)


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(たとえば、「あのさ、南米のチリに
有名な缶詰製造会社があるんだけど・・」と言われても、
なにも思い浮かびません・・)

では、その会社のことを
「よく知っている」ことと、
その会社の「株価」が上がることに、
なにか【因果関係】はあるのでしょうか?

残念ながら、答えはNOです・・。


次はドイツ人!

突然ですが、
あなたもわたしも「ドイツ人」で、
生まれたときから
ミュンヘンに住んでいると妄想してください。

(ソーセージとビールが大好き!)

そんな私たち(ドイツ人)が
カフェでお茶を飲んでいると、
友人のシュミットさんが偶然通りかかりました。

3人はしばしカフェで『投資談義』です。


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質問!)

ドイツ人の3人が、
カフェで株式の話をする際、
どこの国の株の話をすると思いますか?

1.日本
2.ドイツ
3.アメリカ


おそらく、2.のドイツでしょう・・。

なぜなら、自分たちの国の会社が
もっとも馴染みがあるためです
(情報も一番たくさんあるはず)


あなたが
「オーストラリア人」だったとしても同じです。

メルボルンの繁華街で、
会社の同僚と投資の話をしていて、
もっとも話題に上るのは
オーストラリアの会社では・・?


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(実は)どの国の人も、
自国の資産に過剰に投資してしまうことが
知られています。


これを資産運用の世界では、
『ホームバイアス現象』と呼んでいます。


ホームバイアス現象は、
投資を行う私たちの
『感情リスク』の発露そのものです

★ よく知っているもの、
親しみを感じるもの、
身近なものに優先して、
お金を託してしまうわけです。

もともとよく知っているモノに、
さらに【自分のお金を託す】わけですから、
その投資対象に対して 情 が湧いてきます。

『情』が湧いてしまうと、
「持ち続けるべきか」
「売るべきか」といった、
冷静な投資判断がしにくくなります。

もちろん、
『分散投資』そのものの妨げにも・・。



いざ、複数の投資対象を
自分で組み合わせようとすると、

(「国際分散投資」という言葉は
知っているのですが、)

どうしても、
よく知っている投資対象である、
日本株式とか日本REITとか、

無意識のうちに
「これくらいは配分しようかな」という
気持ちが起こってしまう可能性があります。

(あっ、ドイツ人もオーストラリア人も
同じですよ)


※ ホームバイアス現象が
起こっている典型が『実物不動産』です。

不動産は世界中に星の数ほどあるのに、
「不動産投資」⇒「日本の不動産」
が当然になってしまっていますね。



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では、
ホームバイアス現象から脱却するには?

自分を【客観化】することです。

「○○人」である前に、
あなたは あなた自身です。

どこの国にも属さない、
『中立の運用者』と自覚してみましょう。

次に、
お金を【客観化】すること。

あなたは、
たまたま「日本円」を持っていますが、
それは、ひとつの決済通貨 に過ぎません。

お金自体はそもそも、
自国か他国かなんて意識していないはず・・。


ホームバイアス現象を
克服するひとつの方法が、

【世界目線】で資産配分を行っている
バランスファンドを利用することでしょう。


世界経済インデックスファンド」や、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、
最初から【資産配分】が決まっています


その【ポートフォリオ】は
「えっ!こんな大胆に
国際分散投資しちゃっていいの?」
というくらい、世界目線 であるはず・・。

あなたが「コース料理」を頼むと、
サラダやスープも自然に
食べないといけないように、

上記のような
『バランスファンド』を選んでしまえば、
あなた自身の『ホームバイアス現象』を
自動的に矯正してくれることになるのです・・。

似顔絵




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4月24日の「ひと言」



長期投資においては、

直感こそが 敵 であり

理性こそが 友 である。

 ジョン・C・ボーグル


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